新たな公式フォワードテストの成績を公開
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突然の公式フォワードテスト終了に、驚かされることとなった昨年末。
しかし今回、新たな公式フォワードテストの公開が開始されたため、さっそくその成績を確認していきたいと思う。
凄まじく好調な「参考記録」を樹立
結論から言えば、現時点までの成績は、「文句の付けようもないほど素晴らしい」ものだった。
ただし、「フォワードテストの実施期間は、まだ二ヶ月目」だという事実については、決して忘れてはならない。
多くのEA製品に共通する傾向として、運用開始直後の成績が最も良くなりがちであるため、少なくとも運用開始から三ヶ月間くらいの成績は、スポーツの世界で言うところの “参考記録” のように捉えておいた方が賢明だろう。
とは言うものの、そういった前提を抜きにして評価すれば、現在までの『Volatility Factor 2.0 Pro』の成績は、まさに「理想的」の一言に尽きる。
『Volatility Factor 2.0 Pro』の実績(※新版)
回数 | 通算利益 | 最大DD | 平均月利 | 通算勝率 | PF |
---|---|---|---|---|---|
第4回 | 37.57% | 7.85% | 37.57% | 84% | 3.81 |
前回比 | ― | ― | ― | ― | ― |
累計 | ±0.0% | ±0.0% | ±0.0% | ±0.0% | ±0.0 |
「37.57%」という通算利益も、純粋に数字だけを見れば大したことのないように思えるが、運用期間の短さを考慮すれば、十分に立派な数字だと評価して良いはずだ。
また、平均月利についても、「37.57%」という凄まじい数字を叩き出しながらも、それでいて最大ドローダウンの値は、わずか一桁パーセント台にきっちり抑えており、収益性と安定性を、非常に高い次元で両立させることに成功している。
加えて、通算勝率とプロフィットファクター(PF)についても、当然のように圧倒的な好成績を記録。もはや付け入る隙は、ほとんど見当たらない。
月間獲得利益の推移(※新版)
2019年 | |
---|---|
1月 | +34.72% |
2月 | ー |
3月 | ー |
4月 | ー |
5月 | ー |
6月 | ー |
7月 | ー |
8月 | ー |
9月 | ー |
10月 | ー |
11月 | ー |
12月 | ー |
累計 | +34.72% |
ただし、再度ここで念押ししておくが、この理想的な成績も、現時点ではあくまでも “参考記録” に過ぎないということを忘れないでほしい。
やはり一定以上の運用期間に裏打ちされた “正式記録” こそが、真に重要視されるべきだろう。
今回の総評
成績の悪化を理由に公式フォワードテストを終了させたことには、一定の理解こそ示せるものの、それ自体は決して褒められた行為ではないだろう。
一方で今回、終了からほとんど間を開けずに、新たにフォワードテストを再開させたことについては、これまでの『Volatility Factor 2.0 Pro』に対する評価と、今後への期待を込めて、ひとまずは好意的に評価することにしたいと思う。
また、現時点までの成績について、先ほどは「付け入る隙は、ほとんど見当たらない」と評したが、「まったく見当たらない」としなかったのは、今月に入ってから成績の伸びが明らかに鈍化しているだ。
その様子は、資産曲線の形にも明らかだ。とは言え、ここから再び、先月並みの急成長を遂げないとも限らない。
いずれにせよ、ごく短期的な好不調に気を取られすぎていては、正しくEAの実力を評価することはできないため、今は腰を据えて成績の推移を静観するのが良策だろう。
いっそ清々しいほどに潔く過去を切り捨て、再び未来に向かって再出発を果たした『Volatility Factor 2.0 Pro』だが、はたしてこの選択は、吉と出るのか凶と出るのか。
まずは、ここからの数ヶ月間が一つの正念場となるだろうことは疑いようがなく、心機一転、改めて経過を観察していくことにしたい。
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