Volatility Factor 2.0 Pro 海外製EA情報

『Volatility Factor 2.0 Pro』経過観察 その3|急成長からの揺り戻し

今年最後の経過観察や如何に

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『Volatility Factor 2.0 Pro』の検証とレビュー

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『Volatility Factor 2.0 Pro』経過観察 その1|粘り強く着実な成長を維持

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『Volatility Factor 2.0 Pro』経過観察 その2|EAとしての確かな実力を証明

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前回前々回と二回に渡り、実に目覚ましい成長を遂げた『Volatility Factor 2.0 Pro』。

あれからおよそ一ヶ月が過ぎ、はたして健やかなる成長を続けることができたのだろうか。前置きもそこそこに、さっそく確認していきたいと思う。

 

 

「予定調和」の急降下

残念ながら、他の多くの競合製品と同様に、『Volatility Factor 2.0 Pro』は、先月から今月にかけて大きく調子を崩してしまっており、ここ数ヶ月で見せた急成長の “揺り戻し” に容赦なく襲われた格好となった。

資産曲線の形を見ても、今月前半から後半にかけての急落ぶりは顕著だ。

 

 

先月初旬から続く良い流れに乗り続けた『Volatility Factor 2.0 Pro』は、今月初旬には通算利益を「148.5%」にまで増大させることに成功したが、そこを頂点にして、負の流れに反転。およそ三週間強の時間をかけて、通算利益の値をピーク時から大きく減退させることとなった。

その大幅な後退に伴い、平均月利とプロフィットファクター(PF)の値も大きく損なうこととなったことは残念の一言に尽きるが、最大ドローダウンが更新されずに済んだことは、まさに不幸中の幸いだと言えるだろう。

 

『Volatility Factor 2.0 Pro』の実績

回数 通算利益 最大DD 平均月利 通算勝率 PF
初レビュ―時 87.75% 30.15% 17.40% 77% 1.55
第1回 108.45% 30.15% 12.56% 76% 1.40
第2回 131.42% 30,15% 12.06% 76% 1.40
第3回 92.50% 30.15% 7.87% 75% 1.22
前回比 -38.92% ±0.0% -4.19% -1.0% -0.18
累計 +4.75% ±0.0% -5.34% -2.0% -0.33

なお、具体的な数字に言及すると、前回の経過観察から今回にかけて、通算利益は「38.92%」ものマイナス成長を遂げることとなった。

しかしながら、初めてこのEAをレビューした時からの累計値で見れば、それでも未だにプラス成長の域にしっかりと留まっている辺り、先月および先々月の成長幅が、いかに大きいものだったかを改めて実感できる。

 

月間獲得利益の推移

2018年
1月
2月
3月
4月 +42.07%
5月 +30.75%
6月 -17.12%
7月 +17.97%
8月 +14.9%
9月 -7.68%
10月 +13.75%
11月 +12.88%
12月
累計 +94.64%

そのほか、通算勝率の数字についても微減させてしまってはいるものの、元々の勝率が高かったこともあり、今回の減少幅も許容範囲内にあると言えそうだ。

とは言え、直近の一ヶ月間における『Volatility Factor 2.0 Pro』の成績について言えば、「数字の面で褒められる点は何もないに等しい」ことを否定することは難しいだろう。

 

 

今回の総評

姉妹製品である「WallStreet Forex Robot 2.0 Evolution」が現在、「辛抱と忍耐の時期」を迎えていることは先にお伝えした通りだが、この『Volatility Factor 2.0 Pro』も同様に、現在は忍耐を強いられる時期にあると言える。

およそ二ヶ月間をかけて積み上げた利益のほとんどを、ほぼ一ヶ月間で失うこととなってしまったことは、間違いなく大きな痛手だろう。しかしながら、まだ “逆転” の可能性が大いに残されていることも、また間違いないことだろう

 

Volatility Factor 2.0 Proの成績データ画像

2018年12月27日時点での『Volatility Factor 2.0 Pro』の成績

 

2018年6月には、わずか十日に満たない短期間で、通算利益の値を「62.19%」も急落させたが、その後は着実に数字を回復させ続けており、およそ二ヶ月後には、見事に急落前の数字を上回り、最高値を更新することに成功している。

今回の減少幅はそれよりも小さく、また運用開始から今日に至るまで、「数ヶ月間の成長期」と「短期間の衰退期」を何度となく繰り返してきていることは、資産曲線の形にも明らかだ。

 

それらの “実績” を踏まえた上で考えると、このEAは現在、後者の時期の只中にあると推察される。これまで通りであれば、近日中にも衰退期の沼を抜け、再び成長期へと転じてくれることだろう

 

 

既に分かってはいたことだが、やはり『Volatility Factor 2.0 Pro』には、「順風満帆」よりも「七転八起」という言葉の方が相応しいようだ。

今年いっぱいで悪い流れをばっさりと断ち切り、新年早々には見事にもう一度起き上がってくれることに大いに期待したい。

 

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