さらなる連続「黒字」記録の更新なるか
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前回、最大ドローダウン値の不正操作への疑念をひとまずは晴らしたものの、成長ペースの落ち込む兆しを見せた『FXGoodway』。
はたして今回、『FXGoodway』は、停滞の “沼” に足を取られることなく、無事に成長の坂道を駆け上がることができたのだろうか。
成長の勢いを取り戻すも、ペースは安定せず
結論から言うと、『FXGoodway』は今回、再び先日までの勢いを取り戻し、通算利益の数字を大きく伸ばすことに成功した。
また、その好成長の代償に最大ドローダウンの値をいたずらに更新させるようなこともなく、先月の月間獲得利益の値に関して言えば、一ヶ月ぶりに「10%」の大台へと数字を回復させている。
資産曲線についても、相も変わらず “谷間知らず” の右肩上がりの稜線を描き続けており、九ヶ月連続の「黒字」記録は、決して伊達ではないことが窺い知れるというものだろう。
一方で今回、好成長を遂げたとは言え、運用開始直後の凄まじい成績には及んでいないため、平均月利やプロフィットファクター(PF)の数字も順当な下落を見せている。
ただし、EAはその製品の性質上、「運用開始の直後が、最も成績が良くなりやすい」傾向が強く、平均月利の数字についても、「運用開始からしばらくの間は、下落の流れが続く」ことは、そう珍しい話ではない。
とりわけ運用期間が一年にも満たないような時期は、その傾向が特に顕著に表れやすく、現在の『FXGoodway』も、ちょうどその流れに当て嵌まっていると言えるだろう。
『FXGoodway』の実績
回数 | 通算利益 | 最大DD | 平均月利 | 通算勝率 | PF |
---|---|---|---|---|---|
初レビュ―時 | 232.06% | 36.33% | 26.13% | 71% | 2.25 |
第1回 | 288.70% | 36.33% | 24.50% | 71% | 2.28 |
第2回 | 324.43% | 36.33% | 21.23% | 72% | 2.33 |
第3回 | 345.45% | 36.33% | 19.29% | 72% | 2.36 |
第4回 | 395.90% | 36.33% | 18.06% | 70% | 2.21 |
前回比 | +50.45% | ±0.0% | -1.23% | -2.0% | -0.15 |
累計 | +163.84% | ±0.0% | -8.07% | -1.0% | -0.04 |
一方で、「運用期間の経過と共に、一定の水準で成績が安定していく」こともまた、EAの世界においては、そう珍しい話ではないと言える。
そのため、特に運用期間の短いうちは、短期的な平均月利の上下に一喜一憂するよりも、月間獲得利益の数字についてを重要視した方が、EAの実力をより精確に見極められるはずだ。
月間獲得利益の推移
2018年 | 2019年 | |
---|---|---|
1月 | ― | +15.19% |
2月 | ― | +4.51% |
3月 | ― | +12.33% |
4月 | ― | ― |
5月 | ― | ― |
6月 | ― | ― |
7月 | +25.01% | ― |
8月 | +44.53% | ― |
9月 | +24.55% | ― |
10月 | +24.85% | ― |
11月 | +15.63% | ― |
12月 | +8.9% | ― |
累計 | +143.47% | +32.03% |
ここ数ヶ月間について、成績の伸びが以前ほどの勢いを失ってしまっていることは、否定しようのない事実だが、「20%」以上もの月間獲得利益を叩き出すだけの潜在的な実力を秘めていることも、また同様に事実だと言えるだろう。
今回の総評
突然の “急ブレーキ” に戸惑わされる恰好となった前回とは裏腹に、『FXGoodway』は今回、思い出したかのように好ましい成長ぶりを見せてくれた。
通算利益も「400%」の大台を目前にしているが、運用開始からまだ一年にも満たないことを思えば、その成長速度の速さと堅実さには、目を瞠るものがあると言えるだろう。
その一方で、今月に入ってからの成績については、再びの鈍化傾向にあり、ここ数ヶ月間の成長ペースについて言えば、やはりいま一つ安定感に欠けている印象だ。
運用開始以来、かなり順調な成長を重ねてきた『FXGoodway』だったが、もしかすると現在は、初の停滞期に突入するかどうかの瀬戸際で、必死に粘り腰で耐えている状況にあるのかもしれない。
ただし、今月に入って再びペースが落ちてこそいるものの、月間獲得利益における連続「黒字」記録については絶賛更新中である以上、「停滞期に突入している」と結論付けてしまうのは、流石に気が早すぎると言うものだろう。
いずれにせよ、これまで好調を貫いてきた『FXGoodway』の背後に、初めて不穏な影がちらつき始めたことは、確かだ。
とは言え、一時的に成績が不安定になっているだけの可能性も十分に考えられるため、現時点では、そう悲観的になる必要もないだろう。ひとまずは、次回の経過観察の更新まで、動向を静観することにしたい。
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