『FXGoodway』経過観察 その１｜安定感のある成長を実現

レビュー後、初の経過観察

前回のレビュー時には、「グリッドトレード系EA」らしく、美しくなだらかな右肩上がりの資産曲線を描いていた『FXGoodway』だったが、あれからちょうど一ヶ月。

はたして『FXGoodway』は、調子を崩すことなく成長を続けることができたのだろうか。

安定感を保ったまま、右肩上がりの成長を維持

直近一ヶ月間における『FXGoodway』の経過について評するならば、「順風満帆」といったところだろう。

定期的に含み損を膨らませる動きを見せてきた『FXGoodway』だったが、昨年10月以降は、含み損を膨れ上がらせることもなく、非常に安定した成長を見せている様子が、資産曲線からも見て取れる。

具体的な数字に言及すれば、この短期間で通算利益を「56.64%」も増加させており、プロフィットファクター（PF）も微増させることに成功している。一方で、その成長ぶりとは裏腹に、平均月利については数字を減らしてしまっているが、それでもなお十分すぎるほどの水準にあることは間違いない。

むしろ、「そもそもこれまでの成績が良すぎた」とも言えるため、今回の平均月利の変動については、あまり問題視する必要はなさそうだ。

前述の通り、この一ヶ月間は非常に安定した推移を見せていたため最大ドローダウンが更新されることはなかったが、そもそも「36.33%」という数字は、「EAとして危険領域に片足を突っ込んでいる状態にある」という事実については、しっかりと認識しておいた方が良いだろう。

とは言え、前回のレビューでも言及したように、「リスクに見合った以上のリターンを実現している」と言えるため、潜在的なリスクを承知の上で運用するのは、選択肢として十分に “アリ” だと思われる。

昨年12月の月間獲得利益は、「8.9%」となった。昨年11月までの成績と比較すると、どうしても見劣りする感は否めないが、「一ヶ月間で10%近い成長を遂げた」と考えれば、決して悪くはないだろう。

なお、今月の月間獲得利益は、記事公開時点で「9.87%」となっており、再び二桁パーセント台の成長を遂げる予兆が示されている。

今回の総評

つい先日、非の打ち所のない成長を果たした『FXAdept』に続くような形で、『FXGoodway』も今回、非常に好ましい成長ぶりを見せつけてくれている。

数字の面から見ると、成長のペースこそやや失速した感はあるが、それでも依然として、その成長ぶりは魅力的な水準にあると評価して良いだろう。

2019年1月11日時点での『FXGoodway』の成績

一方で、「負けが続くと、含み損が一気に膨れ上がりやすい」というグリッドトレード系EAに “お決まり” のリスクについては、このEAを運用している間は、常に頭の片隅で意識しておくべきだろう。

現時点までについて言えば、比較的に上手くそのリスクをコントロールしているように見受けられるが、フォワードテストの実施期間はまだ七ヶ月目を迎えたばかりだという事実を見ても、まだまだ警戒を解くの時期尚早だと思われる。

あまりいたずらに不安を煽るようなことを言いたくはないが、大事な身銭を投資する以上、石橋を叩き割るくらいの慎重さを見せても良いはずだ。

それにしても、新年早々、立て続けに景気の良い話をお届けできたことは、何とも喜ばしい限りだ。

この好調ぶりが末永く続いてくれることに期待しつつ、引き続き今後も経過を観察していくことにしたい。

ランキングに参加しています。応援よろしくお願いします。

⇒   ⇒