『Forex Diamond』評価
収益性:(4.0)
安定性:(4.0)
信頼性:(4.0)
総合評価
(4.0)☆☆ おすすめ!☆☆
※下記理由【1】により、収益性を【4.5→4.0】へと下方修正(2020/04/15)
※下記理由【1】により、安定性を【5.0→4.0】へと下方修正(2020/04/15)
※下記理由【1】により、信頼性を【3.5→4.0】へと上方修正(2020/04/15)
各項目の再評価について【1】(2020/04/15)
昨年末の「英国総選挙」前後の期間、そして「コロナショック」に揺れる直近の期間において、不安定さを増す市場の流れに呑まれて短期間で急激に成績を悪化させてしまったことを受けて、「収益性」および「安定性」の評価に下方修正を加えることとした。
一方、程度に差はあれど、どちらの “転倒” においても直後から巻き返しを図り始めると、かなり速いペースで成績を回復させることに成功している点を評価し、「信頼性」については上方修正をかけることとした。
『Forex Diamond』基本情報
- 【取引通貨ペア】: 4種類
対応している通貨ペア
● ユーロ/米ドル(EURUSD)
● 英ポンド/米ドル(GBPUSD)
● 米ドル/スイスフラン(USDCHF)
● 米ドル/円(USDJPY)
- 【スタイル】: スキャルピング ~ デイトレード
- 【販売価格】: 297ドル(最大60日間の返金保証サービスあり)
- 【最低入金額】: 100 ~ 500ドル
- 【推奨入金額】: 1,000 ~ 5,000ドル
- 【推奨時間足】: 15分足(M15)
- 【推奨レバレッジ倍率】: 非公開
『Forex Diamond』が対応する取引通貨ペアの数は、全部で4種類。様々な通貨ペアに幅広く対応する “万能型” というよりは、どちらかと言えば、特定の通貨ペアに絞って最適化された “特化型” と言えるだろう。
とは言うものの、全通貨ペアの中でも一二を争う人気を誇る「ユーロ/米ドル(EURUSD)」を筆頭に、対応する通貨ペアはどれも世界的に高い取引量を誇る “人気者” たちばかりだ。
ちなみに、公式ユーザーガイドの中では、上記四つの通貨ペアの中でも、特に「英ポンド/米ドル(GBPUSD)」と「ユーロ/米ドル(EURUSD)」の取引が推奨されている。
また、公式フォワードテストの取引履歴を確認する限りでは、基本的に建てられたポジションは「数時間」程度で決済されている場合が多く、時に保有時間が「十数時間」以上に及ぶこともあるようだが、全体から見た頻度としては低い。
なお、最長で「二日間」にわたり保有されていた記録も何件か確認できるが、どれも「金曜日に建てられたポジションが決済に至らないまま、市場の開かれない土日を挟んで保有され続けた」ことが理由となっている。
上記の取引を除外した場合の平均ポジション保有時間は「3時間30分」程度であることからも、『Forex Diamond』は、「デイトレード寄りのスキャルピング系EA」だと言えるだろう。
また、最低入金額については「100~500ドル」とされており、比較的にかなり少額から取引を開始することが可能だ。
ただし、推奨入金額が「1,000~5,000ドル」に設定されていることからも分かるように、資金にはある程度以上の余裕をもって運用に臨むことが、公式に推奨されている。
なお、各チャートに設定する時間足については、「15分足(M15)」の使用が明確に推奨されている一方で、レバレッジ倍率の推奨設定値については、公式からは一切の言及が見られない。
メンバーシップの特徴
メンバーシップ | ||
---|---|---|
価格 | 297ドル | |
利用可能なリアル口座数 | 最大1つまで | |
利用可能なデモ口座数 | 最大2つまで | |
返金保証サービス | 最大60日間(※無条件返金保証) | |
無償アップデート保証 | 無期限 | |
ユーザーサポート | 24時間 & 年中無休 | |
対応プラットフォーム | MT4 / MT5 |
また、提供されているメンバーシップは、一種類のみ。標準の販売価格は「297ドル」とされてはいるものの、定期的に何かしらの割引が適用されることになるため、上記の価格よりも安く入手できる機会は多い。
さらに、『Forex Diamond』においては、「最大60日間」の「無条件」返金保証までもが高々と謳われているというのだから、何とも購入者に優しい限りだ。
開発元を同じくする『WallStreet Forex Robot 2.0 Evolution』や『Volatility Factor 2.0 Pro』、『Forex GOLD Investor』も同様の返金保証を提供しており、この “公約” が単なる口約束ではないことは、折り紙付きだと言えるだろう。
そのほか、一つのライセンス(メンバーシップ)につき利用可能なリアル口座の数は、「最大一つまで」に制限されている一方で、利用可能なデモ口座の数については「最大二つまで」と、やや制限が緩められている。
なお、『Forex Diamond』は「MT4」のみならず「MT5」にも完全対応。
両者の間で仕様に違いはないようだが、「現時点で最良の取引プラットフォームはMT4」と公式に明言されているため、特に明確な理由や目的でもない限りは、素直にMT4上で運用した方が無難だろう。
『Forex Diamond』の特徴
「サイトやユーザーガイドに隈なくて目を通しても、仕様や機能に関する具体的な情報をほぼ何も得られない」という経験は、この世界に少しでも身を置く者なら一度は経験したことがあるに違いない。
幸いにも、『Forex Diamond』は “サービス精神” の豊富なEAだったらしく、公式サイトやユーザーガイドからは、EAにおける “肝” とも言える取引のロジックやアルゴリズムを含む、多くの情報を読み取ることができた。
「順張り」と「逆張り」を組み合わせた独自の戦略
多くの先人たちによる弛まぬ研究と実践の結果、今日では実に多種多様な取引手法が開発されるに至っているが、「順張り(トレンドフォロー)」か「逆張り(カウンタートレンド)」かで大別するという考え方は、分類法の中でも最も一般的なものの一つだと言えるだろう。
そして『Forex Diamond』に関して言えば、計三種類の「順張り」手法と「逆張り」手法を組み合わせた独自の戦略が実装されている。
◇ リトレースメント(順張り)
『Forex Diamond』は、トレンドの方向に発生したリトレースメントを狙って取引を仕掛けるのだが、要するに「押し目買い」と「戻り売り」を実行するということだ。
「押し目買い」も「戻り売り」も順張り手法の中では、間違いなく “王道” と呼ぶべきものであり、取り立てて物珍しくも面白味もない手法だと言える。
しかしながら、「王道である」ということは、「それだけ実践する人の数が多く、またそれだけ多くの人によって研究が重ねられてきた」ということも意味しており、数ある取引手法の中でも最も手堅く、最も洗練されてきた手法の一つだと言えるだろう。
◇ リバーサル(逆張り)
リトレースメントは、形成されたトレンドの中で生じた「一時的な逆方向への揺り戻り」だと言えるが、『Forex Diamond』にはリバーサル、つまり「完全なトレンド方向の反転」を狙って取引を仕掛けるロジックも組み込まれている。
要するに、「上昇トレンドにおける天井」または「下降トレンドにおける底」を狙って逆張りの取引を実行するという訳だ。
順張り手法を「ローリスク・ローリターン」と表現するならば、逆張りは「ハイリスク・ハイリターン」な手法だと言えるが、リスクの分だけ大きな利益も狙うことができるため、『Forex Diamond』の収益性を高めるのに一役買っている。
◇ スキャルピング(逆張り)
厳密に言えば、「スキャルピング」という手法の定義に順張りも逆張りもないのだが、『Forex Diamond』においては、「逆張りスキャルピング」とも呼ばれる逆張り手法が採用されている。
「トレンド方向の反転を見極めて取引を実行する」という意味では、一つ上で述べた手法と何も変わらないが、あちらがより “大きな反転の波” を狙ったロジックだったのに対し、こちらはより “小さな反転の波” に狙いを定めたものと言えるだろう。
大小両方の “波” に網を仕掛けることで、利益を獲得する機会の取りこぼしを最小限に抑えているようだ。
非常に高い頻度で取引を実行
「取引頻度の高さ」は、『Forex Diamond』を構成する数ある要素の中でも、特筆すべき特徴だと言える。
公式サイトによると、「年間1,200回」以上もの取引を実行するよう設計されているとのことだが、上述した三種類のロジックがそれぞれ独立して、局面に応じて精力的に取引を実行する訳なのだから、取引の実行頻度が高くなるのも道理というものだろう。
なお、公式フォワードテストを見る限りでは、直近の約三ヶ月半における累計取引回数は「440回」程度となっており、現時点では「年間1,200回」という目標を優に達成できるペースを保っているようだ。
また、とりわけ逆張り手法においては、「ストップロス(SL)」および「テイクプロフィット(TP)」の値を適切に設定できるかどうかが、取引全体での勝敗をも左右し得ると言えるが、『Forex Diamond』は、その点に関してもきちんと対策が施されている。
開発者によると、新規にポジションを建てる際には、「ストップロス」および「テイクプロフィット」が自動的に設定されるが、その数値は常に「相場の状況に応じて最適と思われる値」に設定されるように設計されているとのことだ。
損失の機会を最小限に抑え、利益を最大化させるアルゴリズム
悪質なスリッページの発生や無用なスプレッド幅の拡大は、FX取引において安定して利益を重ねようとする上で、最も警戒すべき現象の一つだと言えるだろう。
特に「スキャルピング」のような小さな利益を積み重ねていく手法においては、僅か数pips程度の値動きが取引の勝敗にさえ直結しかねない。
そのため、「スリッページが発生しづらく、スプレッド幅も広がりにくい」ことが、現在では “良いFX会社の前提条件” として広く認識されるに至っている訳だが、 いくら良質なFX会社を選ぼうとも、そういった現象による取引への影響を完全に排除することは不可能だと言える。
そこで、『Forex Diamond』には、「High Slippage Protection」と「High Spread Protection」と呼ばれる機能が搭載されることとなった。
簡潔に説明すると、両者はそれぞれの名が示す通り、特にボラティリティの高い相場で発生しやすいスリッページとスプレッド拡大による取引への悪影響を、最小限に抑えるように機能するアルゴリズムのことだ。
また、これら二つのアルゴリズムに加え、「Profit Protection System」と呼ばれる利益を保護するための独自ロジックも搭載されており、まさに “三位一体” の保護システムとなっている。
なお、『WallStreet Forex Robot 2.0 Evolution』にも同名の機能が搭載されているが、開発元に確認したところ、「プログラム的に言えば両者のアルゴリズムなどに違いはあるが、達成される目的については同じ」との回答をえた。
以下に、当サイトが作成したレビュー記事から当該箇所を抜粋するので、参考にしてほしい。
-
『WallStreet Forex Robot 2.0 Evolution』の検証とレビュー
『WallStreet Forex Robot 2.0 Evolution』評価 『WallStreet Forex Robot 2.0 Evolution』 収益性:( ...
続きを見る
◇スプレッドを強く意識した仕様◇
推奨されている通貨ペアは、どれも「あらゆる通貨ペアの中で最もスプレッド幅が固い(広がりにくい)」とされる組み合わせであり、裏を返せば、だからこそ推奨されている訳だ。
相場の流動性が高く、基本的にスプレッド幅が狭いということも理由に挙げられているが、特にスキャルパーにしてみれば、スプレッド幅は固ければ固いほど良いことは間違いない。
さらには、「High-Spread Protection System」と呼ばれる独自の機能が搭載されているが、これは相場が急変した際などに突然スプレッドが大きく広がったせいで、想定外の大きな損失を被ることを未然に防いでくれるものだ。
具体的には、FX会社によって広げられたスプレッド幅が一定の許容範囲を超えると、取引が行われないように設定が変更されることとなる。
◇損失を最小限に抑え、利益を最大化するアルゴリズム◇
また、「Profit Protection System」の搭載により、『WallStreet Forex Robot 2.0 Evolution」は、保有しているポジションが損切りされそうな状況に陥ると、即座に最小限の利益を確定させるよう動く。
さらに、保有している各ポジションは、利益が最も大きくなる最適なタイミングで決済されるように、独自のアルゴリズムによって常に監視されることになる。
リスクを低く抑えることを最優先にするのには大賛成でも、それ一辺倒では、EAとしては片手落ちと言えるが、幸いこのEAは、リターンを大きくすることも忘れていないようで一安心だ。
そのほか、取引や資産の状況に応じて適切にリスクを増減させる「リスク計算アルゴリズム」や、現在ドローダウンを最小化させるように作用する独自アルゴリズムも搭載されている。
◇抜かりないスリッページ対策◇
相場が激しい変動の真っ只中にある状況においては、意図的か意図的でないかの議論はさておき、スリッページが生じる恐れが大きくなるが、これはトレーダーにとってはあまり喜ばしいことではない。
トレーダーに有利な方向にスリッページが発生する分には一向に構わないのだが、“不思議なことに”、大抵の場合はトレーダーに不利に働くこととなる。
その対策として搭載されたのが、「High-Slippage Protection System」と呼ばれる機能だ。
この働きにより、FX会社による悪質なスリッページ操作が実行されそうな状況や、激しい相場変動の最中にあまりに不利な価格となった場合に、EAは新規ポジションを持とうとしなくなる。
自動アップデート機能によるパラメーターの最適化
EAに関する一般論として、永遠に同じパラメーター設定で勝ち続けることはほぼ不可能でり、各パラメーターの値は、相場の状況などに応じて定期的かつ適切に調整される必要がある。
一方、多くの人々にとって、「パラメーターを適切な値に調整する」ことは決して容易なことではない。
そのため、継続的に購入者に対してパラメーターの最適化を施した最新版の設定ファイルを配布したり、ロジックやアルゴリズムにまで改良を加えた最新版のEAファイルを提供したりしている開発者たちは、基本的には “優良” な存在だと言えるだろう。
『Forex Diamond』には、自動アップデート機能が実装されており、サーバーを通じて定期的かつ自動的にパラメーターの最適化が実施されるため、ほとんどの場合において、手動で設定などを弄ったりする必要はない。
もちろん、自分の環境や戦略に合わせて手動で微調整を施した方が、最終的に成績が良くなる可能性も否定できないが、「最小限の労力だけでEAの調子を維持し続けられる」という保守性の高さは、多くのトレーダーの目に魅力的に映るはずだ。
リスクの大きさに対して高い収益性を実現
数値にして「40」以上という、非常に高い「リカバリーファクター」を実現させることを謳っている点も、『Forex Diamond』の特徴の一つだと言えるだろう。
リカバリーファクターとは、「リスクリターン率」と呼ばれることもあるEAの収益性を測る指標の一つであり、簡単に言えば、「リスクに対してどれだけのリターンが期待できるか」を示す指標のことだ。
また、リカバリーファクターの数値は「純利益 ÷ 最大ドローダウン」という非常にシンプルな計算式で算出することが可能なのだが、その値が大きくなればなるほど、「リスクに対して大きなリターンを得られている」ことを意味する。
一般的にはリカバリーファクターの値が「20」を超えていれば、「リスクに対して十二分な収益性を実現させている」と評価される中で、その倍となる「40」という値の実現を謳っているのが『Forex Diamond』という訳だ。
ちなみに、本稿の作成時点において、公式フォワードテストの成績から算出されるリカバリーファクターの値は「26.66」(※pipsに基づいて算出)。
残念ながら公称値の「40」にこそ届いていないものの、「20」という一つの基準は軽く飛び越えているところを見るに、少なくともこの “看板” が全くの偽りだと言うことはないようだ。
なお、金額に基づいて計算した場合でも、数字はやや小さくなるものの、やはり「20」という一つの大台は突破している。
『Forex Diamond』の成績
『Forex Diamond』については、つい先日「リアル口座」上で実施されるフォワードテストの成績が新たに公開されたばかりであり、それまでは “デモ口座版” の成績だけが公開されていた。
そのため、“リアル口座版” の運用期間はまだかなり短く、通算利益の数字が何とも物足りないのも、ひとえにそのためだ。
一方で、通算利益を除いた他の評価項目に関して言えば、『Forex Diamond』の成績には、少なからず目を瞠るものがあると言える。
「8.52%」という高い平均月利に対して、「5.33%」とかなり低く抑えられている最大ドローダウン値。プロフィットファクターも「1.66」という十分な数値を示しているほか、通算勝率についても「73%」と高い水準にある。
『Forex Diamond』の実績
回数 | 通算利益 | 最大DD | 平均月利 | 通算勝率 | PF |
---|---|---|---|---|---|
初レビュ―時 | 34.45% | 5.33% | 8.52% | 73% | 1.66 |
前回比 | ー | ー | ー | ー | ー |
累計 | ±0.0% | ±0.0% | ±0.0% | ±0.0% | ±0.0% |
回数 | 損益(pips) | 損益(金額) |
---|---|---|
初レビュ―時 | ー | ー |
前回比 | ー | ー |
累計 | ±0.0 pips | ±0.0 ドル |
一方、初期証拠金の額が大きくないこともあり、月間の獲得利益について「金額」という観点から見てしまうと、どうにも物足りない印象を覚えるだろうが、「pips」を基準に据えて評価した場合、その印象は一変するはずだ。
実際、平均「300pips」程度の利益を安定して稼ぎ出しており、直近の僅か三ヶ月程度の間に、早くも累計損益において「1,000pips」以上もの黒字を計上することに成功している。
取引あたりの平均損益が「±10.0pips」程度であることを見ても、「勝率と取引頻度とを、高い次元で両立させることができている」と評価しても良いだろう。
『Forex Diamond』の月度別成績
2019年 | |||
---|---|---|---|
成長率(%) | pips | 金額(AUD) | |
1月 | ― | ― | ― |
2月 | ― | ― | ― |
3月 | ― | ― | ― |
4月 | +9.97 | +351.6 | +41.87 |
5月 | +4.71 | +244.5 | +21.73 |
6月 | +10.1 | +425.2 | +48.84 |
7月 | ― | ― | ― |
8月 | ― | ― | ― |
9月 | ― | ― | ― |
10月 | ― | ― | ― |
11月 | ― | ― | ― |
12月 | ― | ― | ― |
累計 | +24.78 % | +1,021.3 pips | +112.44 AUD |
※AUD = オーストラリアドル
なお、現在の公式フォワードテストは、一見すると「2019年4月8日」から開始されていることになっているが、実際にはさらに一ヶ月ほど前から開始されている。
Myfxbookの分析機能を利用して同期間中の成績を確認したところ、その内容はお世辞にも「良い」とは言えないものだった。
そこで今回、フォワードテストの計測期間に操作を加えた意図について『Forex Diamond』の公式サポートに直接問い合わせを行ってみたところ、実に興味深い回答が得られた。
We understand your confusion, but there isn't anything suspicious.
当惑されるのも当然だと思われますが、疑わしいことは一切ありません。
As you know everyone can check out on myfxbook the results back to the beginning of the trading.
ご存じの通り、Myfxbook上においては、すべての人が取引履歴を取引の開始日まで遡って確認することができます。
Since, our developers optimize the robots continuously, we have decided to show the chart with optimized version instead of old settings.
我々の開発陣は継続的にEAの最適化を行っているため、新たに最適化を実施した以降のチャートだけを表示させることに決めました。
All the details about the performance of the robot can be checked in myfxbook, there is no locked data and all is public.
Myfxbook上のあらゆるデータは完全に公開されているため、EAの成績についてはすべて詳細まで確認することが可能です。
つまり、「2019年4月8日に最新版となる最適化を実施したことを契機に、古いバージョンの成績は敢えて切り捨て、最新バージョンの成績のみを表示することに決めた」ということのようだ。
恐らく「運用開始から最適化までの期間が僅か一ヶ月と短かった」ことも、その決定が下された背景に存在していると推察されるが、これはあくまで憶測だ。
そして、公式サポートの指摘する通り、現在のフォワードテストにおいては、秘匿されているデータは一切存在しておらず、Myfxbook上で取引履歴について確認できる情報は、すべて漏れなく公開されている。
また、本当に悪意をもって不正に操作すれば、「特定の期間内には取引が実行されていなかった」ように見せかけることさえも可能なはずだが、『Forex Diamond』の成績データに関して言えば、表示されている成績の集計期間に変更が加えられていることは一目瞭然だ。
さらに、件の「2019年4月8日」を境に、確かにEAの成績は目に見えて上向き始めており、その突然かつ急激な変貌ぶりを見るに、その直前に何かしらの改良が施されたことは事実と見て良いだろう。
以上のことに加え、後述の「信頼性」に対する評価も加味し、少なくとも本稿の作成時点において、「公式フォワードテストの成績データは信用するに値する」と結論付けたい。
『Forex Diamond』の信頼性
FX取引において重宝される能力やスキルは数多く存在するが、「SCAM(詐欺商材)」であるかどうかを正確に見極める力は、EAによる自動売買を行う上では、何よりも重要な能力だと言っても過言ではないだろう。
「一見すると駄作のように見える名作」と「外見だけ取り繕った中身の伴わない凡作」とを見分けることは容易ではないが、ここでは “客観的事実” を足掛かりにして判別に挑みたい。
EAについて十分な情報が公開されている
過去に公開してきたレビューの中でも言及してきたことだが、具体的な仕様や機能について、公式サイトや公式ユーザーガイド上で公開されている情報の「量」はもちろん、その「質」は、EAの信頼性を推し量る上で重要だと言える。
その観点から見れば、『Forex Diamond』には、まず間違いなく及第点を与えられることだろう。
対応する通貨ペアや時間足、入金額についての推奨設定など、EAに関するごく基本的な情報は大前提として、より根幹に一歩踏み込んだ情報についても明らかにしており、「公開できる情報はできるだけ提供しよう」という心意気も感じられる。
特に、取引に関するロジックやアルゴリズムについても一定以上の情報を公開している点については、素直に高く評価して良いはずだ。
流石にロジックの詳細な部分までは明らかにされていないものの、「最先端の革新的なロジック」や「長年の研究の末に生まれた特別なロジック」のような、曖昧な表現でお茶を濁している競合製品も多いことを考えると、具体的な手法に言及している時点で及第点だろう。
口コミやレビューは多く、全体な評価も一定水準を超えている
既に発売から数年が経っているだけあって、『Forex Diamond』のレビューは数多く公開されているほか、実際の利用者たちから寄せられた口コミの数も多い。
これまでにアップデートやバージョンアップを重ねてきたこともあり、レビューや口コミの書かれた時期によっても評価はややまちまちだが、全体的な評価としては、「まずまず高い」と言えるだろう。
運用中の成績低下を訴える声は散見されるものの、市場の状況によって成績が大なり小なり悪化することはEAの常であり、決して『Forex Diamond』に限った話ではない。
また、そもそもの話として、「ポジティブな喜びの声よりも、ネガティブな非難の声の方が圧倒的に集まりやすい」というのは、インターネットにおける基本的な特性であり、特に投資などの「金銭的な損益の発生しやすい界隈」において、その傾向は顕著に表れがちだ。
そういった事実を前提とすれば、多くのレビューや口コミが寄せられている中で「まずまず高い評価」を維持できていることの意味も、捉え方が変わってくることだろう。
少なくとも、「あからさまにSCAM(詐欺商材)だと非難するようなレビューや口コミは見当たらない」という事実については、好意的に評価しても良いはずだ。
長期間にわたり継続的なサポートが提供されている
「購入者に対して継続的かつ質の高いサポートが提供されている」という事実は、『Forex Diamond』の信頼性に対する採点において、かなり大きな加点要素であることは間違いないだろう。
先にも述べたように、これまで『Forex Diamond』は断続的あるいは定期的に、EAのバージョンアップやパラメーター設定のアップデートを、購入者に対して提供し続けてきている。
また、多くのトレーダーが集まる海外の有名フォーラムサイト「Donna Forex Forum」上においても、精力的なサポート対応を行うなど、顧客へのアフターサービスに対する意識は高い。
実際、何度か公式サポートにも問い合わせを行ってみたが、反応はいつも早く、対応は常に丁寧だった。
この傾向は、『WallStreet Forex Robot 2.0 Evolution』や「Volatility Factor 2.0 Pro」などの姉妹製品とも通じるところであり、そのサポート品質の高さについては折り紙付きだと言えるだろう。
最大60日間の「無条件返金保証」が提供されている
「信頼性」という観点から『Forex Diamond』を語るならば、その優良極まりない「返金保証」についても、やはり特筆しない訳にはいかないだろう。
これまでに数多くのEAを見てきた身として断言できるのは、前述の “姉妹製品” たちを除けば、「無条件」しかも「最大60日間」という設定は、他にほとんど類を見ない “破格の条件” だということだ。
なお、開発元のFXAutomater社および同社の利用する販売プラットフォーム「ClickBank」は、質の高い返金対応を提供していることでも知られており、実際に返金処理が滞りなく実行された記録を、当サイトの方でも幾度となく確認している。
少なくとも「返金保証」という一点に関して言えば、まず間違いなく『Forex Diamond』は “本物” だと言って良いはずだ。
あらゆる理屈を捏ね上げて意地でも返金に応じようとしない製品さえ、決して少なくはない界隈において、“顧客第一主義” の対応を誠実に貫き続けているという実績は、高く評価されて然るべきだろう。
開発元の身元が確かである
「身元不明の存在から何かを買うするよりは、身元が明らかにされている存在を通じて安全に購入したい」という心理が働くのは、何もEAの世界に限った話ではないはずだ。
その文脈に立てば、基本的にFXAutomater社の身元は「確かである」と言えるだろう。
確かに同社の公式サイト上には、会社の所在地や役員紹介など、他業種の一般的な企業サイトでは当たり前に公開されている情報を確認することはできないが、製品や運営に関する重要な情報については、定期的に発信されていることが確認できる。
なお、そもそもの話として、EA界隈においては「製品ページだけを公開し、開発陣の身元については一切明かさない」という方針が明らかに主流であるため、開発元の企業サイトをわざわざ作成してまで公開している分だけ、よほど誠実と言うものだろう。
また、同社からは多く製品が発売されており、その運営歴も既に十年を数えようかとしているが、製品の成績悪化に対する不満こそ散見されるが、同社の顧客対応に対する攻撃的な非難などは、ほとんど見かけた覚えがない。
その事実一つだけをとっても、同社の信頼性については、「一定以上の水準を確実に超えている」と好意的に評価して良いように思われる。
公式フォワードテストの実施期間がまだ短い
一方、ここまでポジティブな情報ばかりを並べ立ててきたが、『Forex Diamond』には、少々懸念すべき点も存在している。
先にも述べた通り、現在の公式フォワードテストは今年に入ってから開始されたばかりだ。実施期間はまだ半年にも届いておらず、最新版のパラメーター調整が適用されてから数えれば、まだ三ヶ月程度しか経過していないことになる。
実際、数ヶ月前までは「デモ口座」上で実施されていた別のフォワードテストの成績が公開されていた訳だが、晴れて今回、"リアル口座版フォワードテスト” の成績も追加で公開されたこと自体については、素直に喜ばしい変化だと言えるだろう。
ただし、「新たにリアル口座上でのフォワードテストが開始された」という事実は、「過去に一度、リアル口座上でのフォワードテストが終了している」ことも意味している。
既に『Forex Diamond』が発売されてから六年近い時が過ぎており、それだけの長期間にわたりフォワードテストを破綻させずに継続させることは、まさに至難の業。そのため、「フォワードテストの仕切り直し」についても、やむを得ない事態だと言える。
とは言え、そのことはそのこととして、「今回のフォワードテストは仕切り直す形で開始されており、その実施期間もまだ短い」ということについても、またもう一つの事実として正しく受け止めておくべきだろう。
『Forex Diamond』の総評
「収益性」と「安定性」を高い次元で両立させているのみならず、EAとしての「信頼性」についても高く評価できる『Forex Diamond』は、誤解を恐れずに言ってしまえば、「非の打ちどころがほとんど見当たらない」ほどに優秀なEAだと言える。
発売から今日に至るまで定期的な改良が加えられてきたこともあり、EAとしての全体的な完成度も高く、間違いなく多くの人々にとって、魅力的かつ現実的な選択肢となり得ることだろう。
ただし、上記の “絶賛” に対しては、「現時点においては」という但し書きを大々的に付けさせていただく。
フォワードテストにおける一般的な傾向として、「運用開始の直後数ヶ月間に、最も成績が良くなりやすい」ということがあるが、『Forex Diamond』は現在、まさに丁度その時期の真っ只中にあると言える。
フォワードテストの実施期間の長短は、EAの信頼性に対する評価にも直結するとても重要な要素であり、その観点だけに焦点を当てて見れば、『Forex Diamond』の信頼性は、むしろ「低い」とさえ言えるだろう。
本来なら満点に近い評価が与えられても良いはずの「信頼性」の評価が、せいぜい「3.5点」止まりになっているのは、主にそれが理由だ。
一方、「成績が悪化するかもしれない」という負の可能性の裏側には、当然「成績が悪化しないかもしれない」という正の可能性が存在している訳だが、その意味では、現在の『Forex Diamond』は “可能性の塊” だと言えるだろう。
少なくとも、現時点における公式フォワードテストの成績が非常に優秀なものだということは否定しようのない事実であり、その流れが途切れそうな兆候も見られないため、これまでと同等以上の成長がまだまだ続く展開も十分に起こり得そうだ。
いずれにせよ、『Forex Diamond』という “雛鳥” の正体が、「無限に金の卵を産む鶏」か「金メッキで作られたおもちゃの鳥」かを見極めるには、まだまだ長い時間をかけてその成長を見守り続ける必要があるだろう。
このまますくすくと健康に育ってくれることを祈るばかりだが、EAが途中で “発育不良” を起こしてしまわぬよう、『Forex Diamond』の開発陣には今後も手厚い世話が強く期待されるところだ。
要チェック!
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『Forex Diamond』の購入方法
公式サイトの最下部にある「ORDER NOW」と書かれたボタンをクリックする
自動的に購入ページに移動するので、各項目それぞれに必要な情報を記入する
- Email Address : メールアドレスを入力する
- Payment Method :「クレジットカード払い」か「PayPal払い」を選択する
- Cardholder Name : クレジットカードに記載されている名前を入力する
- Card Number : クレジットカード番号を入力する
- Expiration Date : クレジットカードの有効期限を入力する
- Security Code : カード裏面に記載されている番号の下3桁を入力する
- Country : 自分の国籍を選択する
- Zip Code : 郵便番号を入力する
- coupon : クーポンコードを入力する
上記を参考にしながら、各項目に必要な情報を正確に入力する。なお、クーポンコードの欄については、所持していなければ空欄のままにしておいて問題ない。
ちなみに、上の画像内で赤枠で囲われた箇所をクリックすることで、支払いに利用する通貨の変更が可能。
「日本円」か「米ドル」のどちらかを選択できるので、都合の良い方を選ぶようにしてほしい。
すべての情報を入力し終えたら、「Pay Now」と書かれたボタンをクリックする
すべての項目に情報を入力し終えた後、「Pay Now」と書かれたボタンをクリックすれば、購入手続きは完了。
購入者特典について
なお、当サイトを通じて『Forex Diamond』を購入していただいた方には、EAの販売会社との連絡の仲介などまでを含め、全般に関して30日間のサポートをいたします。
さらに、当サイトが推奨するFX会社の口座でEAを運用された場合、無期限の永久サポートをいたします。
また、希望者には、『Forex Diamond』のユーザーマニュアルを和訳したオリジナルPDFファイルもプレゼント。
「海外製EAには興味があるのに、英語力に自信がない」という方のために立ち上げたこのサイト。ぜひこの機会にご活用あれ。
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