早くも二度目の経過観察
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『WallStreet Forex Robot 2.0 Evolution』経過観察 その1|揺らがぬ安定感
前回のレビューから、一ヶ月が経過 爆発力にこそ欠けるものの、非常に堅実で安定感のある成績を記録していた『WallStreet Forex Robot 2.0 Evol ...
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第一回目の経過観察では、堅実な成長を維持していた『WallStreet Forex Robot 2.0 Evolution』だったが、あれから約一ヶ月。はたして、あれからどのように成績は推移したのだろうか。
期待に逸る胸をなだめつつ、さっそく確認していきたいと思う。
華々しさには欠けるが、着実な成長を維持
『WallStreet Forex Robot 2.0 Evolution』の強みは、「堅実な取引アルゴリズムが実現する持続的かつ安定した成長力」にあると言えるが、今回の経過観察でも、その強みが存分に発揮される形となった。
資産曲線は、相も変わらず大小の起伏を描きながら、緩やかに右上に向かってその尾を伸ばしている。
先月の中頃に通算利益が「97.97%」にまで達した直後、ほぼ10%の急落を見せたがただちに盛り返し始めると、この記事の作成時点で「95.86%」に達し、前回からさらなる成長を遂げた。
前回わずかに下がってしまった通算勝率も回復したほか、プロフィットファクター(PF)の値も、再び増加の動きを見せている。
『WallStreet Forex Robot 2.0 Evolution』の実績
通算利益 | 最大DD | 平均月利 | 通算勝率 | PF | |
---|---|---|---|---|---|
2018年7月 | 71.59% | 18.19% | 7.67% | 81% | 1.32 |
2018年8月 | 83.87% | 18.19% | 7.55% | 80% | 1.34 |
2018年9月 | 95.86% | 18.19% | 7.36% | 81% | 1.35 |
前月比 | +11.99% | ±0.0% | -0.19% | +1.0% | +0.01 |
累計 | +24.27% | ±0.0% | -0.31% | ±0.0% | +0.03 |
また、2018年7月から8月にかけての一ヶ月間で、通算利益はおよそ「12%」の成長を果たしたが、8月から9月にかけての成長率は「11.99%」と、12%前後の成長を堅持。
一方で、平均月利は、先月から引き続きの低下となったが、とはいえ未だ「7%」の大台に乗っている。再び調子が上向けば、徐々に数字も回復していくことになるだろう。
月間獲得利益の推移
2018年 | |
---|---|
1月 | -0.57% |
2月 | +14.1% |
3月 | +1.15% |
4月 | +29.53% |
5月 | +14.8% |
6月 | -4.09% |
7月 | +4.42% |
8月 | +12.03% |
9月 | +1.26% |
10月 | ー |
11月 | ー |
12月 | ー |
累計 | +72.63% |
なお、このEAは、市場の状況に合わせて定期的かつ自動的にアップデートされるため、きっと近い将来にも調子を取り戻してくれることだろう。
今回の総評
大きく成績を落とすことなく、前回と同様の安定した成長を維持してくれたことに、まずはひと安心といったところだろうか。
一歩進んで二歩下がったと思えば、気が付くと三歩前に進んでいるような資産曲線の形を見ていると、『ウサギとカメ』の童話が思い出される。無論、このEAは「カメ」以外の何物でもない。
やはり「長期的に安定して勝つ」という元々の設計思想から考えれば、「短期的な停滞に一喜一憂することなく、もう少し長い目で腰を据えて成績の推移を見守る姿勢」が、EAの運用者にも求められるはずだ。
右肩上がりの資産曲線はもちろん、「負け越した月が少ない上に、その数字も小さい」という実績のほか、「81%」という高い通算勝率などが証明しているように、『WallStreet Forex Robot 2.0 Evolution』は、決して “勝てないEA” などではない。
きっと、この “カメ” ならば、世に溢れる “ウサギ” たちが足を滑らせて資産曲線の谷底に転落していく様子を尻目に、時間を掛けながらも確実により高みへと到達してくれるはずだ。
更なる飛躍に期待しつつ、愛すべきカメの歩みを今後も追っていきたいと思う。
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