二ヶ月連続のプラス成長なるか
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前回、苦難の時を耐え抜き、久方振りのプラス成長を果たした『WallStreet Forex Robot 2.0 Evolution』だったが、あれからまた一ヶ月が過ぎた。
はたして、前回の好調を維持し、二ヶ月連続での黒字を達成できたのだろうか。さっそく確認していくことにしたい。
緩やかに、しかし着実に復活の道を歩む
蓋を開けてみれば、『WallStreet Forex Robot 2.0 Evolution』は、前回に引き続き、通算利益の数字を伸ばすことに成功していた。
そのペースこそ緩やかではあるものの、細かな一進一退を重ねながらも着実に一歩ずつ成長を続けている様子が、資産曲線の形にも見て取れる。
一方で、平均月利については、未だ数字の下落が続いているものの、一時期に比べると下落幅は確実に狭まりつつある。
もし『WallStreet Forex Robot 2.0 Evolution』が、このままの調子で復活の道を歩み続けてくれたならば、早晩、平均月利の値についても、数字の回復が期待できることだろう。
また、通算勝率の数字も悪化したとは言え、「1.0%」程度の僅かな変動は、短期的な連勝または連敗によっても起こり得る範疇の現象である上に、そもそもの勝率が依然としてかなり高いことからも、あまり気にする必要はないものと思われる。
『WallStreet Forex Robot 2.0 Evolution』の実績
回数 | 通算利益 | 最大DD | 平均月利 | 通算勝率 | PF |
---|---|---|---|---|---|
初レビュー時 | 71.59% | 18.19% | 7.67% | 81% | 1.32 |
第1回 | 83.87% | 18.19% | 7.55% | 80% | 1.34 |
第2回 | 95.86% | 18.19% | 7.36% | 81% | 1.35 |
第3回 | 80.84% | 18.19% | 5.68% | 80% | 1.25 |
第4回 | 65.75% | 18.25% | 4.25% | 80% | 1.18 |
第5回 | 73.92% | 18.25% | 4.11% | 80% | 1.17 |
第6回 | 79.75% | 18.25% | 4.03% | 79% | 1.18 |
前回比 | +5.83% | ±0.0% | -0.08% | -1.0% | +0.01 |
累計 | +8.16% | -0.06% | -3.64% | -2.0% | -0.14 |
そして、さらに着目したいのは、プロフィットファクター(PF)の値だ。第三回目以降、緩やかな下降傾向が続いていたが、ついに今回、下落の流れが終了。
それだけに止まらず、その流れを反転させ上昇の波に乗るにまで至っており、EAが着実に復調しつつあることを感じさせてくれる変化だと言えるだろう。
また、最大ドローダウンについては、初レビュー以降ずっと変わらず非常に安定しており、幸いなことに今回も、その安定感が揺らぐことはなかった。
月間獲得利益の推移
2018年 | 2019年 | |
---|---|---|
1月 | -0.57% | +2.41% |
2月 | +14.1% | -3.53% |
3月 | +1.15% | ― |
4月 | +29.53% | ― |
5月 | +14.8% | ― |
6月 | -4.09% | ― |
7月 | +4.42% | ― |
8月 | +12.03% | ― |
9月 | +1.26% | ― |
10月 | -6.85% | ― |
11月 | +2.1% | ― |
12月 | -9.31% | ― |
累計 | +58.57% | -1.12% |
なお、月間獲得利益なのだが、プラス成長を確認した先月は、意外にも「3.53%」のマイナス成長となっている。
しかしながら、今月については、本稿作成時点で「8.73%」のプラス成長を記録しており、今後の展開によっては、2018年8月ぶりとなる二桁パーセント台の好成長にも期待できそうだ。
今回の総評
繰り返しとなるが、非常に喜ばしいことに、『WallStreet Forex Robot 2.0 Evolution』は、前回に引き続き、今回も好ましい成長ぶりを披露してくれる結果となった。
しかし、当然のことながら、油断はまだまだ禁物だ。既に停滞期から抜け、成長期へと転じたようにも見えるが、実際には、まだ過渡期にある可能性も十分に考えられる。
なお、押し寄せ続ける不調の波を耐え忍んでいる間に、通算利益や平均月利など、諸々の数字を悪化させてしまったことは、否定しようのない事実だ。
その一方で、持ち前の長所である “大崩れさせない粘り強さ” に関して言えば、この数ヶ月の苦境を経て、むしろその “強度” がいよいよ証明されてきており、今回見せたプラス成長についても、その “粘り勝ち” の結果だとも言えるだろう。
長らく待ち侘びていた “反撃の狼煙” が、いよいよ本格的に上がりつつあるのかもしれない。少なくとも、これまでとは流れが大きく変わりつつあることは確かだろう。
このまま順調に停滞の泥沼から脱し、以前と同じようにもう一度、安定した成長の道を歩み始めてくれることを大いに期待したいところだ。
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