復調の兆しを見せてから、一ヶ月
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『WallStreet Forex Robot 2.0 Evolution』は、昨年の秋頃から続く停滞期に長いこと苦しめられてきたが、ついに前回、その苦難の時に終焉が訪れる “予兆” が観測されることとなった。
はたして、予兆は明るい未来を指し示す “吉兆” だったのか、はたまた思わせぶりな “凶兆” に過ぎなかったのか。
ついに、待ち焦がれた「完全復活」の時
勿体ぶるのさえ勿体ないので結論から述べてしまうが、『WallStreet Forex Robot 2.0 Evolution』は今回、周囲の期待をいたずらに裏切ることなく、同EA史上においても屈指の好成長を遂げてくれた。
その好調ぶりは、資産曲線の形にも顕著だ。長いこと続いていた緩やかな下降の流れが、前回の経過観察の時期を境に一転。それまでの遅れを取り戻すかのような凄まじい勢いで、右肩上がりの急成長を見せている。
数字の面から見ても、今回の成長については、まさに非の打ちどころが見当たらない。
まず、通算利益は、前回比で「31.2%」ものプラス成長を果たしたが、これにより、第二回の経過観察において叩き出した過去最高値を優に超え、見事に「110.95%」という新記録の樹立を達成した。
また、それに伴い、経過観察を開始して以来、ずっと緩やかに下落し続けていた平均月利の値も初めての上昇を見せ、わずか一ヶ月の間に大きく数字を盛り返すことに成功。
プロフィットファクター(PF)の値についても、このごく短期間に、これまでの減少分を一気に半分も取り戻すことに成功している。
『WallStreet Forex Robot 2.0 Evolution』の実績
回数 | 通算利益 | 最大DD | 平均月利 | 通算勝率 | PF |
---|---|---|---|---|---|
初レビュー時 | 71.59% | 18.19% | 7.67% | 81% | 1.32 |
第1回 | 83.87% | 18.19% | 7.55% | 80% | 1.34 |
第2回 | 95.86% | 18.19% | 7.36% | 81% | 1.35 |
第3回 | 80.84% | 18.19% | 5.68% | 80% | 1.25 |
第4回 | 65.75% | 18.25% | 4.25% | 80% | 1.18 |
第5回 | 73.92% | 18.25% | 4.11% | 80% | 1.17 |
第6回 | 79.75% | 18.25% | 4.03% | 79% | 1.18 |
第7回 | 110.95% | 18.25% | 4.81% | 79% | 1.25 |
前回比 | +31.2% | ±0.0% | +0.74% | ±0.0% | +0.07 |
累計 | +39.36% | -0.06% | -2.86% | -2.0% | -0.07 |
さらに、月間獲得利益の数字も「24.42%」もの伸びを記録しているが、この伸び幅は、昨年四月に次ぎ歴代二位となる好成績。
急成長後の “揺り戻し” が警戒される今月の成績に関しても、本稿作成の時点において、しっかりと黒字を維持している。
月間獲得利益の推移
2018年 | 2019年 | |
---|---|---|
1月 | -0.57% | +2.41% |
2月 | +14.1% | -3.53% |
3月 | +1.15% | +24.42% |
4月 | +29.53% | ― |
5月 | +14.8% | ― |
6月 | -4.09% | ― |
7月 | +4.42% | ― |
8月 | +12.03% | ― |
9月 | +1.26% | ― |
10月 | -6.85% | ― |
11月 | +2.1% | ― |
12月 | -9.31% | ― |
累計 | +58.57% | +23.3% |
また、これほどの好成長を遂げたならば当然とも言えるが、最大ドローダウンと通算勝率の数字にも今回、一切の悪化は見られなかった。
今回の総評
今回、これまでの不調が嘘だったかのように、目の覚めるような成長を遂げるに至った『WallStreet Forex Robot 2.0 Evolution』だが、前述した通り、その成長の内容には “けち” の付けようもない。
四月に入ってからもプラス成長の流れが堅持されていることを見ても、「長きに渡り続いた停滞期についに終止符が打たれ、EAとして完全復活を果たした」と言っても過言ではないだろう。
二ヶ月連続で今回のような好成長を期待するのは、流石に酷というものかもしれないが、とは言え、停滞期を抜けた今、かつてのような堅実かつ持続的な成長の再開には、少なからず期待を寄せても良いはずだ。
少なくとも、現時点までの様子を見る限りでは、それも “楽観的な期待” というよりは、“現実的な予測” に近いように思われる。
なお、結果論ではあるが、今回こうして再び上向きの成長の波に乗ったことにより、このEAが、「機会を掴んで復活を遂げるまで、長期間の不調でも “軽傷” で耐え抜くことのできるEA」だということが証明される形となったとも言えるだろう。
何にせよ、苦境に喘ぐ『WallStreet Forex Robot 2.0 Evolution』の姿を眺め続けてきた身としては、今回の清々しいまでの好成長ぶりには、実に胸のすく思いだ。
次回も色好い報告ができることに大いに期待しつつ、再び経過観察に勤しむことにしたい。
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