『FXGoodway X2』経過観察 その１１｜上向く調子と続く好成長

英国総選挙の余波に耐えた前回

『FXGoodway』の検証とレビュー

『FXGoodway』評価 『FXGoodway』      収益性：（5.0）      安定性：（3.0）      信頼性：（4.0） 総合評価 （3.5）☆☆ 注目株！☆☆ ...

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『FXGoodway』経過観察 その１｜安定感のある成長を実現

レビュー後、初の経過観察   前回のレビュー時には、「グリッドトレード系EA」らしく、美しくなだらかな右肩上がりの資産曲線を描いていた『FXGoodway』だったが、あれ ...

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『FXGoodway』経過観察 その２｜続く好成長と残る疑念

順調な経過から一ヶ月が経過   前回、経過を観察しているEAの中でも屈指の好調ぶりを見せた『FXGoodway』だったが、世の中には “良い波” もあれば、当然の如く “ ...

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『FXGoodway』経過観察 その３｜堅実な成長と晴れた懸念

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『FXGoodway』経過観察 その４｜好調ぶりの背後にちらつく影

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『FXGoodway』経過観察 その５｜着実な増益と強まる停滞の気配

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『FXGoodway』経過観察 その６｜停滞から一転の好成長

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『FXGoodway』経過観察 その７｜大型アップデートで『FXGoodway X2』に進化

バージョンアップで『FXGoodway X2』に進化   『FXGoodway』については、つい二週間ほど前にも経過観察を更新し、その好調ぶりを伝えたばかりだったが、同E ...

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『FXGoodway X2』経過観察 その８｜幸先の良い門出を飾る『X2』

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『FXGoodway X2』経過観察 その９｜全体的に手堅い成長を維持

好ましい再スタートを切った前回   前回、“初代” から『X2』へと生まれ変わってから初となった経過観察において、幸先の良い門出を飾って見せた『FXGoodway X2』 ...

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『FXGoodway X2』経過観察 その１０｜揺れる市場と揺らがぬ安定感

手堅い成長を見せた前回   前回の経過観察において、一時期と比してやや成長のペースを鈍らせはしたものの、相変わらずの高い安定感のある成長を維持していた『FXGoodway ...

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前回の経過観察において、多くの競合製品たちが市場の荒れに飲み込まれて沈む中、持ち前の高い安定感を発揮して最小限の被害で乗り切っていた『FXGoodway』兄弟。

はたして今回、危難を上手く脱した勢いに乗り、大きく成績を伸ばすことができたのだろうか。

 

 

安定感はそのままに収益性は加速

“兄” にあたる『FXGoodway』だが、今回は全体的に前回を上回る成長を遂げ、また一つ高く利益を積み上げることに成功したと言える。

しかしながら、その成長の内容に関しては、特筆して酷い点は見当たらない一方で取り立てて称賛すべき点もなく、良く言えば「堅実」、悪く言えば「やや物足りない」と言えるかもしれない。

 

 

なお、月度別成績において先月は明らかな失速を見せており、赤字こそ回避してみせたものの、「金額」においては過去最低の数字を記録。

やはり『FXGoodway』と言えども、先月という “難所” をまったくいつも通りの調子で走破することはできなかったようだ。

 

とは言うものの、資産曲線からは、直近の期間はおろかしばらく前から、中長期的な成長のペースに変動らしい変動が見られない様子が見て取れる。

一時的かつ突発的な成績の乱高下も見られず、まさに「安定」という言葉を絵に描いたかのような成長ぶりを維持し続けている点については、素直に評価できるだろう。

 

また、最も直截的に「調子の良さ」を推し量れる指標の一つである「損益」に関して言えば、「pips」と「金額」の両方で前回から大きく成績を改善させている。

また、「プロフィットファクター（PF）」の数字を前回に続いて着実に回復させているところを見ても、直近における『FXGoodway』が上り調子にあることは間違いないと言えるだろう。

 

 

なお、この「直近は上り調子にある」という点については、良く似た特徴を持つ “弟” の『FXGoodway X2』も同様だ。

むしろ「通算利益」や「平均月利」、「金額」の項目で “兄” を上回っている分だけ、“弟” の方がより調子が良いと言えるかもしれない。

 

一方で、「pips」に関しては、前回からの成績でも月度別成績でも  “兄” の成績に大きく後れを取っているため、「収益性」という観点からは評価の分かれるところかもしれない。

また、「プロフィットファクター」の数字も “誤差” では済ませられない程度に悪化しており、直近の期間における「安定性」についても、“兄” の方に軍配が上がる。

 

とは言え、投資の世界においては、「何はともあれ稼いだもの勝ち」という考え方も、間違いなく一つの「真理」だと言えるだろう。

その観点に立てば、今回の勝負は『FXGoodway X2』が辛くも勝利を収めることになりそうだ。

 

 

今回の総評

「安定感の高さ」は、『FXGoodway』と『FXGoodway X2』の両方に共通する長所の一つだと言えるが、前回から今回にかけては、その強みが遺憾なく発揮されることとなった。

また、先月中にやや落とした調子も既にすっかり回復させており、「リカバリー能力の高さ」という別の長所に関しても、改めて実力が証明される形となったと言えるだろう。

 

 

とは言え、如何に安定的な成長ぶりを維持していようとも、『FXGoodway』および『FXGoodway X2』は、どちらも「グリッドトレード」と「マーチンゲール法」を基本戦略の主軸に据えているという根本的な事実がある以上、油断は絶対に禁物だ。

 

ただし、『FXGoodway』シリーズは、その潜在的なリスクを可能な限り低く抑え、なるべくリターンを大きくするように運用されていると言えるだろう。

実際、ロットサイズの増加倍率は「1.7倍」と、標準的な倍率よりもやや低く設定されているほか、たとえどれだけ証拠金が増加しようとも、運用初期から今日に至るまで初回ロットサイズは「0.10」に固定され続けている。

 

また、エントリーと決済のロジックが優秀なためか、通算勝率も高い水準を維持しており、そのこともまた「ロットサイズが肥大化しやすい」というリスクを小さくする要因となっているようだ。

 

 

「比較的にリスクの高いロジックを安全重視で運用する」というのは一見矛盾した戦略のように思われるが、『FXGoodway』と『FXGoodway X2』に関して言えば、少なくとも今のところは順調に機能していると言えるだろう。

この安定感を保ったまま、全盛期の収益性を取り戻してくれることに期待しつつ、引き続き経過を見守っていくことにしたい。

 

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