WallStreet Forex Robot 2.0 Evolution 海外製EA情報

『WallStreet Forex Robot 2.0 Evolution』経過観察 その8 |堅調に歩み続ける成長の道

破竹の快進撃を収めた前回

『WallStreet Forex Robot 2.0 Evolution』の検証とレビュー

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前回、長く囚われ続けていた停滞期から脱出し、それまでの遅れを一気に取り戻してなお余る勢いでの急成長を果たし、まさに “完全復活” と言った風情の躍進を果たした『WallStreet Forex Robot 2.0 Evolution』。

そのまま更なる高みに向かって成長し続けてくれることが期待されていたが、前回から今回までの間、はたして期待通りの道を歩んでくれていたのだろうか。

 

 

一進一退を繰り返しながら確実に成長中

資産曲線の推移を見れば分かるように、残念ながら『WallStreet Forex Robot 2.0 Evolution』による快進撃は、あまり長くはその勢いを維持し続けることはできなかったようだ。

しかしながら、往時の勢いが失われてしまったことは確かだが、今なお成長の流れに乗り続けていることも同じく確かであり、早くも停滞期に再突入したり、緩やかに後退し始めたりするような徴候も、今のところは全く見当たらない。

 

 

なお、前回からの大まかな成績の推移について説明すると、停滞の沼から脱した勢いのまま、五月初旬までに一息に頂点まで登り詰めると、流石に二ヶ月間近く全力疾走し続けて疲労が溜まったのか、とうとう失速。

急成長の反動か、失速した直後にやや大きめの後退を見せたものの、直後からごく小規模な一進一退を繰り返しつつ着実に回復を続けており、既に今日に至るまでの間に、失速の直前と同じ水準にまで数字を戻すことに成功している。

 

具体的な数字の変動について言及すると、通算利益の数字は前回比で「13.26%」増に止まっており、やはり前回の経過観察で見せた成長ぶりには及んでいない。

それに伴い、前回 “V字回復” を果たした平均月利とプロフィットファクター(PF)についても、それぞれ数字をやや悪化させているのだが、前述の「失速直後の後退」が発生したことを思うと、全体的に “軽傷” で乗り切った印象を覚える。

 

『WallStreet Forex Robot 2.0 Evolution』の実績

回数 通算利益 最大DD 平均月利 通算勝率 PF
初レビュー時 71.59% 18.19% 7.67% 81% 1.32
第1回 83.87% 18.19% 7.55% 80% 1.34
第2回 95.86% 18.19% 7.36% 81% 1.35
第3回 80.84% 18.19% 5.68% 80% 1.25
第4回 65.75% 18.25% 4.25% 80% 1.18
第5回 73.92% 18.25% 4.11% 80% 1.17
第6回 79.75% 18.25% 4.03% 79% 1.18
第7回 110.95% 18.25% 4.81% 79% 1.25
第8回 124.21% 18.25% 4.50% 79% 1.24
前回比 +13.26% ±0.0% -0.31% ±0.0% -0.01
累計 +52.62% -0.06% -3.17% -2.0% -0.08
回数 損益(pips) 損益(金額)
初レビュ―時
第7回
第8回 +679.6 pips +132.48 豪ドル
前回比
累計 +679.6 pips +132.48 豪ドル

前回からの損益に関して言えば、新たに「679.6pips」を獲得することに成功しているが、直近の取引履歴を見てみると、「ゴールド/米ドル(XAUUSD)」の取引で「1,500pips」近い損失を被っていたことが判明した。

『WallStreet Forex Robot 2.0 Evolution』においては、取引の頻度は低いものの、常に安定して「200pips」前後の利益をもたらしてくれる通貨ペアなのだが、今回については、「良くも悪くも損益が大きくなりやすい」という特性が、悪い形で発現してしまう格好となったようだ。

 

なお、月間獲得利益の推移に話を移すと、2019年4月については、まだ “暗黒期” を脱出した勢いが残っていたために「9.08%」の黒字を計上しているが、前述の失速が起きた翌月については、その余波もあり「4.72%」の赤字に終わっている。

 

月間獲得利益の推移

2018年 2019年
1月 -0.57% +2.41%
2月 +14.1% -3.53%
3月 +1.15% +24.42%
4月 +29.53% +9.08%
5月 +14.8% -4.72%
6月 -4.09%
7月 +4.42%
8月 +12.03%
9月 +1.26%
10月 -6.85%
11月 +2.1%
12月 -9.31%
累計 +58.57% +27.66%

一方で、本稿の作成時点における今月の月間獲得利益は、「4.88%」の黒字を記録

前月の赤字分を補填するに十分な利益を獲得することに成功しており、しばらくは直近の傾向が続くものと仮定すれば、小さな勝敗を繰り返しながら、緩やかに月末まで利益を膨ませていくこととなりそうだ。

 

 

今回の総評

残念ながら今回、『WallStreet Forex Robot 2.0 Evolution』に訪れた “無敵時間” は終了を迎えることとなってしまったが、全体としては決して悪い成長ぶりではなく、むしろ「完全に停滞期から脱出した」ことを改めて印象付けるような内容だったと言えるだろう。

上述の “失速” 直後に食らったドローダウンが、数字の面でも精神衛生の面でも少々痛かったことは認めざるを得ないが、その直後から見せ始めた成長ぶりを見るにつけ、このEAが「本来の強みを取り戻した」ことを強く感じさせられる

 

WallStreet Forex Robot 2.0 Evolutionの成績データ画像

2019年6月25日時点での『WallStreet Forex Robot 2.0 Evolution』の成績

 

元来、『WallStreet Forex Robot 2.0 Evolution』というEAは、「短期的に小規模な勝敗を繰り返しながら、長期的にじわじわと利益を高く積み上げていく」という二つの特性を両輪とする長期運用を前提にしたEAだと言える。

しかしながら、件の停滞期においては、その後者の特性が上手く発揮されない状態に陥っていたために、「大きく成績を落とすこともないが、利益も積み上げられない」という “生殺し” のような状態が続いていた。

 

一方、同EAは今回、急成長の反動で小さな谷間に転げ落ちてしまったものの、直後には体勢を立て直し、道中の小石に何度も躓きながらも、今日までの間ずっと着実に右肩上がりの成長を続けてきている

その成長の様子に、「再び二つの特性が上手く噛み合い始めた」ことが強く感じられるのだが、停滞期にはまり込んでいた時期との差は、資産曲線の形にもありありと見て取れることだろう。

 

WallStreet Forex Robot 2.0 Evolutionの画像

何を以て「復活」と見なすかは人それぞれであり、一概に評価することは難しく、また全盛期の収益性に及ばない現状に不満を持つ人もいることだろうが、「本来の強みを取り戻した」という一点を以て、ひとまずの復活を果たしたと評価したい。

再出発を果たした『WallStreet Forex Robot 2.0 Evolution』が、このまま順調に成長を続けていくのか、はたまた再び停滞の沼へと引きずり込まれてしまうのか、注意深く見守り続けていきたいと思う。

 

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