堅実な成長を見せた前回
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これまでの経緯が経緯なだけに、先行きの不安視される『Volatility Factor 2.0 Pro』だが、前回の経過観察では、そんな周囲の懸念を他所に安定感の感じられる成長ぶりを見せていた。
運用期間は半年程度とまだ短いものの、総じて好調を維持し続けることに成功している『Volatility Factor 2.0 Pro』。さらなる躍進に期待がかかるが、はたして。
前回を上回る好調な成長を果たす
あくまでもデモ口座上での成績だということを忘れてはならないが、『Volatility Factor 2.0 Pro』は今回、全体的に前回以上に素晴らしい成長を遂げており、原則的に回復しようのない最大ドローダウンを除き、すべての項目で数字を好転させることに成功している。
その最大ドローダウンについても、「12.41%」という “安全圏” を堅持。資産曲線の描く形にも安定感が感じられ、前回から今回までの間、順調に成長を重ねてきた様子が窺える。
通算利益の成長幅も、単純な数字で見れば「20%」に満たない程度の変動でしかないと言えるかもしれないが、前回時点での成績との比率で言えば、僅か二ヶ月足らずの間に「1.5倍」以上に膨れ上がっていることになる。
もちろんこれは、まだフォワードテストの実施期間が短く、通算利益の数字も小さいからこそ起こり得る “数字のマジック” に過ぎないが、『Volatility Factor 2.0 Pro』が順調に成長していることを示唆する事実としては有意だろう。
『Volatility Factor 2.0 Pro』の実績(※デモ口座版)
回数 | 通算利益 | 最大DD | 平均月利 | 通算勝率 | PF |
---|---|---|---|---|---|
第5回 | 23.75% | 12.41% | 7.83% | 80% | 2.13 |
第6回 | 38.56% | 12.41% | 7,34% | 80% | 2.52 |
第7回 | 58.47% | 12.41% | 7.87% | 82% | 2.85 |
前回比 | +19.91% | ±0.0% | +0.53% | +2.0% | +0.33 |
累計 | +34.72% | ±0.0% | +0.04% | +2.0% | +0.72 |
回数 | 損益(pips) | 損益(金額) |
---|---|---|
初レビュ―時 | ー | ー |
第5回 | ー | ー |
第6回 | +285.8 pips | +148.11 ドル |
第7回 | +320.8 pips | +199.14 ドル |
前回比 | +35.0 pips | +51.03 ドル |
累計 | +606.6 pips | +347.25 ドル |
また、成績面での躍進に伴い、平均月利の数字も大幅な回復を見せており、経過観察を開始して以来の最高記録を更新するに至っており、通算勝率およびプロフィットファクター(PF)についても同様だ。
損益に関して言えば、各回の集計期間に大なり小なりのばらつきがあることを差し引いて考えても、「前回と同等以上の成績を維持している」と評価しても差し支えないだろう。
月間獲得利益の推移(※デモ口座版)
(%) | 2019年 |
---|---|
1月 | +10.95% |
2月 | +9.6% |
3月 | +1.77% |
4月 | +6.19% |
5月 | +6.35% |
6月 | +12.66% |
7月 | ー |
8月 | ー |
9月 | ー |
10月 | ー |
11月 | ー |
12月 | ー |
累計 | +47.52% |
(pips) | 2019年 |
---|---|
1月 | +272.1 pips |
2月 | +220.4 pips |
3月 | +86.1 pips |
4月 | +151.4 pips |
5月 | +158.8 pips |
6月 | +273.9 pips |
7月 | ー |
8月 | ー |
9月 | ー |
10月 | ー |
11月 | ー |
12月 | ー |
累計 |
+1,162.7 pips |
なお先日、『MyfxbookやFXBlue上で公開されている成績には、単利運用での成績と複利運用での成績が混在しているため、「前月からの変動率(%)」だけで成績の好不調を判断するのは不適切なのでは』という指摘を頂いた。
至極ごもっともな意見でしかなかったため、新たに今回の経過観察より、「月間獲得利益の推移」の項目に「各月毎の獲得pips数」を追加することとした。
成績の分析や調子の把握などに役立ててもらえたならば、幸いだ。
今回の総評
現在の『Volatility Factor 2.0 Pro』は、控えめに言っても「順調」、誤解を恐れずに言えば「絶好調」だと言えるだろう。あらゆる数字が、それが的外れでないことを示していると言える。
ただし、既に聞き飽きてしまっているかもしれないが、現在の公式フォワードテストは、リアル口座上ではなくデモ口座上で実施されていることだけは、決して忘れないでほしい。
前回の経過観察においても言及したが、残念ながらデモ口座上での実績であり続ける以上は、あくまで “参考記録” として扱わざるを得ないことは、今後どれだけ素晴らしい成績を収めようとも変わることのない事実だ。
ただし、これまでの経験上、デモ口座上ですら良い成績を叩き出せていないEAが、「勝っている」と評価できるような成績をリアル口座上で残しているのを見たことがない。
その文脈に立って言えば、たとえデモ口座上の “参考記録” であれど、数字の良し悪しが全く無意味だということはなく、少しでも良い成績を残すに越したことはないと言えるだろう。
なお、『Volatility Factor 2.0 Pro』の公式サイトによると、現在の公式フォワードテスト上で稼働している同EAには、“The Latest Optimized Settings(最適化された最新の設定)” が適用されているとのことだ。
施された最適化の詳細については不明だが、ここ最近の好調ぶりにも少なからず寄与しているものと推察される。
二度の大きな “挫折” を乗り越え、名誉挽回を目指して着実に成長の道を歩み続ける『Volatility Factor 2.0 Pro』だが、背負ったハンディキャップは大きく、その道のりはまだ遠く険しいものとなりそうだ。
しかしながら、一歩ずつ前に進み続けていることは確かであり、少なくともまだしばらくは、このEAの行く末を見守っていきたいと思う。
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