『Forex Gump EA』経過観察 その８ ｜復活の勢いそのままに飛躍

非常に目覚ましい成長を遂げた前回

前回、調子を落としていた数ヶ月間の遅れをすべて取り戻す勢いで、理想的とも言える成長ぶりを見せた『Forex Gump EA』。

同時に、大きく膨れ上がっていた含み損も大部分が解消されるに至っていたが、はたして今回も調子の良さを継続できているのだろうか。

前回にも負けず劣らずの好成長

喜ばしいことに『Forex Gump EA』は今回、先日の好調ぶりを維持することに成功し、前回にも負けず劣らずの好成長を果たす結果となった。

肥大化の “再発” が懸念されていた含み損についても、現在は「適切」の範疇に収まる程度の大きさで、ひとまずの安定を見せている。

また、平均月利にこそ若干の低下が見られるものの、通算利益の数字も安定した伸びを見せているほか、収益性を示す指標であるプロフィットファクター（PF）は、数ヶ月ぶりの上昇に転じるに至った。

そして上述した通り、直近の期間においては含み損の変動が終始穏やかだったため、最大ドローダウン値が更新されそうになる様子も一切見られず。

そのほか、前回から今回までの期間における損益についても、「pips」と「金額」の両方において良好な成績を記録。特に後者においては、前回にも肉薄する目覚ましい数字を残している。

なお前回、「金額」という項目について、月度別成績における歴代最高記録を更新するに至った『Forex Gump EA』だが、驚くべきことに今回、早くもその記録を再び更新。

先月には「1,434.29ドル」もの利益を上げることに成功し、「200ドル」近くも記録を伸ばす形で新記録を樹立する格好となった。

また、余談だが『Forex Gump EA』は現在、三ヶ月連続での記録更新を狙える位置に着けている。

本稿の作成時点での月度別成績における「金額」の成績は、「1,280.04ドル」。既に更新前の記録を上回る数字となっている。

同様に、より本質的な収益性を測る尺度と言える「pips」に関しても、現時点で「2,518.9 pips」を獲得しており、少なくとも「3,000 pips」の大台は十分に狙える好位置に着けていると言えるだろう。

今回の総評

今回、「理想的」とも言える結果を残した前回にも負けず劣らずの好成長を果たし、前回の好調ぶりが、単なる “発作” のようなものではなかったことを証明したと言える『Forex Gump EA』。

次回の成績に関しても、前回および今回と同等以上の数字となりそうだということは前述した通りだが、既に数ヶ月前に見られた不調の時期を抜け、現在は新たな「成長期」に突入していると見て良さそうだ。

2019年10月22日時点での『Forex Gump EA』の成績

一方、『Forex Gump EA』が前回と今回と立て続けに安定した目覚ましい成長を遂げたことは事実だが、このEAが本来、「ハイリスク・ハイリターン」な存在であることを忘れるべきではないだろう。

上手く流れに乗っている間は特に問題はないが、うっかり一つボタンを掛け違えてしまうと、途端に大きく崩れてしまうのが『Forex Gump EA』であり、そのリスクが目に見える形となって現れた結果が、先日までの「肥大化した含み損」だと言える。

証拠金の追加入金など、含み損を抱えたEAに対する適切な対処が行われたこともあり、幸いにも今回は、含み損が一気に解消されることとなったが、潜在的なリスクの大きさについては、きちんと認識しておくに越したことはない。

とは言え、古来よりリスクにはリターンが付き物だ。型に嵌っている時の『Forex Gump EA』の収益性は本物であり、「リスクに見合うだけのものはある」と言えるだろう。

数ヶ月間にも及ぶ苦境を脱し、今回、再び成長の波を捉えることに成功したように見受けられる『Forex Gump EA』。

このまま上手く波に乗り続けて遠くまで進むことができるか、再び荒波に飲まれて遭難してしまうかは未知数だと言えるが、素直に前者の道を歩んでくれることを心から願うばかりだ。

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