『Volatility Factor 2.0 Pro』経過観察 その９｜二度あることは三度ある

二度の破綻から復活した前回

前回、二度目の口座破綻から数えて半年近くの沈黙を破り、再びリアル口座上でのフォワードテストに乗り出した『Volatility Factor 2.0 Pro』。

「三度目の正直」となることが期待されていたが、はたして周囲の期待に応えることができたのだろうか。

「三度目の正直」、成らず

非常に残念なお知らせをしなくてはならず、何とも心苦しい限りだが、『Volatility Factor 2.0 Pro』による三度目の再起を賭けた大一番は、完膚なきまでの大敗という結果に終わることなった。

また、既に公式サイトおよびMyfxbook上からは、件のフォワードテストの成績は削除されてしまっており、現在は以前から公開されている「デモ口座版」フォワードテストの成績データのみが公開されている有様だ。

現在、唯一公式サイト上に公開されている「デモ口座版」の成績データ

ちなみに、実は三度目の口座破綻が起きてから、既にだいぶ時間が過ぎている。

実は、前回の経過観察を更新した直後に『Volatility Factor 2.0 Pro』は、その成績を大きく悪化させていた。

というのも、更新直後のタイミングに英国総選挙を震源地とした世界的な為替相場の荒れが発生したため、『Volatility Factor 2.0 Pro』もその煽りを真正面から受け、大きな損失を被ることとなったからに他ならない。

残念ながら、実際にこの目で確認できたのはそこまでで、その後フォワードテスト成績から数日間ほど目を離した隙に、気付けば三度目の挑戦は静かに終わりを迎えていた。

今回の総評

『どうか「三度目の正直」ではなく、「二度あることは三度ある」にならないでほしい』という切なる願いも空しく、再び今回、非業の最後を遂げることとなってしまった『Volatility Factor 2.0 Pro』。

今回の結果について強いてフォローするならば、多くのEAを退場させることになった先月の為替相場の荒れが起こる直前に再起を果たした辺り、「とにかく間が悪かった」とは言えるかもしれない。

いずれにせよ、当サイトの黎明期からずっと見守り続けてきただけにどこか名残り惜しい気もするものの、ひとまず今回の結果をもって経過観察の更新には一旦の終止符を打つとことにしたいと思う。

またいずれ更新を再開するに値するような変化が確認された際には、すぐにでも報告させてもらう所存なので、気長に待ってもらえると嬉しい限りだ。

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