驚異的な「V字回復」を演じた前回
-
『Forex Diamond』の検証とレビュー
『Forex Diamond』評価 『Forex Diamond』 収益性:(4.0) 安定性:(4.0) 信頼性:(4.0) 総合評価 (4.0)☆ ...
続きを見る
-
『Forex Diamond』経過観察 その1 |設計思想通りの堅実な成長
まだ未知数の「原石」だった前回 前回のレビューにおいては、運用期間は僅か三ヶ月間とまだ短かったものの、中々に好調な滑り出しを見せていた『Forex Diamond』。 ...
続きを見る
-
『Forex Diamond』経過観察 その2 |欠点の見当たらない好成長ぶり
堅実な成長ぶりを見せた前回 前回の経過観察においては、粘り強い成長ぶりを見せ、設計思想通りの堅実さを証明してみせた『Forex Diamond』。 しかし一方では、成 ...
続きを見る
-
『Forex Diamond』経過観察 その3 |堅調な成長からの急降下
理想的な成長を果たした前回 前回、あらゆる面において非の打ち所の見当たらない成長ぶりを見せ、大きく成績を伸ばすことに成功した『Forex Diamond』。 そのまま ...
続きを見る
-
『Forex Diamond』経過観察 その4 |沈没の危機を脱して急浮上
荒波に飲み込まれてしまった前回 前回、多くの投資家に多大な損害をもたらした「英ポンド(GBP)」相場の乱高下の煽りをもろに受け、大きく成績を悪化させてしまった『For ...
続きを見る
前回の経過観察において、「V字回復」と表現するに相応しい勢いで急落した成績の回復を果たして『Forex Diamond』。
勢いそのままに更なる躍進が期待される中、はたしてどのような成長を遂げたのだろうか。
前回の勢いに肉薄する好成長
実に喜ばしいことに、今回も『Forex Diamond』は順調に成長を続け、ほぼ二ヶ月間で先日の成績急落の影響をほぼ完全に払拭するに至った。
流石に前回の成績を上回ることはできなかったようだが、今回の成長ぶりを見る限りでは、完全に急落前までの勢いを取り戻したと言えるだろう。
「通算利益」の数字は前回に迫る勢いで増加しており、「平均月利」の数字も二ヶ月連続での改善を実現。
さらに「プロフィットファクター(PF)」の値についても前回に引き続いての増加を見せており、今回の成長内容に関しては、全体的に非の打ちどころが見当たらない。
『Forex Diamond』の実績
回数 | 通算利益 | 最大DD | 平均月利 | 通算勝率 | PF |
---|---|---|---|---|---|
初レビュ―時 | 34.45% | 5.33% | 8.52% | 73% | 1.66 |
第1回 | 39.84% | 8.81% | 6.13% | 71% | 1.35 |
第2回 | 63.30% | 8.81% | 7.13% | 72% | 1,41 |
第3回 | 47.55% | 17.33% | 4.74% | 72% | 1.23 |
第4回 | 63.02% | 18.68% | 5.22% | 72% | 1.29 |
第5回 | 73.19% | 18.68% | 5.31% | 72% | 1.32 |
前回比 | +10.17% | ±0.0% | +0.09% | ±0.0% | +0.03 |
累計 | +38.74% | -13.35% | -3.21% | -1.0% | -0.34 |
回数 | 損益(pips) | 損益(金額) |
---|---|---|
初レビュ―時 | ー | ー |
第1回 | +347.5 pips | +22.64 豪ドル |
第2回 | +784.9 pips | +98.49 豪ドル |
第3回 | -402.6 pips | -66.12 豪ドル |
第4回 | +550.7 pips | +72.89 豪ドル |
第5回 | +335.6 pips | +42.69 豪ドル |
前回比 | -215.1 pips | -30.20 豪ドル |
累計 | +1616.1 pips | +170.59 豪ドル |
「損益」についても同様で、「pips」と「金額」の両面において前回の成績には及んでいないものの、十分に好成長と言える水準には達していると言えるだろう。
また、今回も各取引の経過は安定していたため、直近の二回で立て続けに更新されてしまった「最大ドローダウン」の数字が悪化しそうになる場面も一切見られなかった。
『Forex Diamond』の月度別成績
2020年 | |||
---|---|---|---|
成長率(%) | pips | 金額(AUD) | |
1月 | +10.99 | +526.9 | +69.79 |
2月 | ― | ― | ― |
3月 | ― | ― | ― |
4月 | ― | ― | ― |
5月 | ― | ― | ― |
6月 | ― | ― | ― |
7月 | ― | ― | ― |
8月 | ― | ― | ― |
9月 | ― | ― | ― |
10月 | ― | ― | ― |
11月 | ― | ― | ― |
12月 | ― | ― | ― |
累計 | +10.99 % | +526.9 pips | +69.79 AUD |
※AUD = オーストラリアドル
他方、「月度別成績」を見れば分かるように、「成長率」と「pips」、そして「金額」の三項目すべてにおいて、先月の『Forex Diamond』は過去最高に肉薄する好成績を記録。
なお、先々月においては、上記三項目のすべてで大きな赤字を計上する残念な結果となっていたが、僅かひと月の間に損失を完全に補填してみせた格好だ。
今回の総評
一時はどうなることかと危ぶまれた『Forex Diamond』だったが、大方の予想を上回る早いペースで見事に体勢を立て直して見せたことは、まさしく “嬉しい誤算” と言うべきだろう。
直近の期間における資産曲線の推移が、その調子の良さを如実に物語っている。
ちなみに、「英ポンド/米ドル(GBPUSD)」を主軸に取引していたばかりに、昨年末には手痛い損失を被ることとなった『Forex Diamond』だが、その後も変わらず「英ポンド/米ドル」を積極的に取引し続けた判断は、結果的に大正解だったと言えそうだ。
永遠に勝ち続けるのが実質的に不可能である以上、“転倒” した際の「ダメージコントロール能力」と「立て直しを迅速に図る能力」は、「安定して勝ち続ける能力」と同等に高く評価されるべきはずだ。
その意味において、『Forex Diamond』は昨年末から今回にかけての約二ヶ月間をかけて、それら三つの能力の高さを明確な結果をもって証明してみせたと言えるだろう。
前回と同様、本稿の作成時点においても、ここしばらく続く成長の流れはまだ続きそうな様相を呈しており、更なる飛躍に期待しもて良さそうだ。
痛烈なしっぺ返しはいつも油断した矢先に訪れるものなので、引き続き気を緩め過ぎずに経過を見守ることにしたい。
ランキングに参加しています。応援よろしくお願いします。