復活の狼煙を上げた前回
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前回、「コロナ禍」に伴う市場の混乱から脱し、「コロナ期」に大きく後退させてしまっていた成績を順調に取り戻しつつあった『Forex Diamond』。
前回の時点では更なる成長の予兆を見せていただけに、直近の期間における “健闘” への期待も高まるが、はたして。
誇張なしに「過去最高」の好成長
実に驚くべきことに『Forex Diamond』は、前回に生じた成長の流れを一気に加速させるとそのまま劇的な急成長を続け、遂には今回、間違いなく「過去最高」と言える好成績を叩き出すに至った。
直近の期間における資産曲線の様子を見ると、前回から今回にかけて傾斜の角度が目に見えて急になっていることが分かるが、その様子は「右肩上がり」を超えて「うなぎ上り」と言って良いほどだろう。
実際、「通算利益」の成績は過去最高の伸びを見せており、その数字についても同EAとして初めて「100%」の大台を突破。更には余勢を駆って成長を続け、既に現在は「120%」の突破も視野に入りつつある状態にある。
ともすれば減少の一途を辿りがちな「平均月利」の数字が、この短期間で「1.0%」近くも増加している様子にも、『Forex Diamond』が今回見せた成長ぶりの凄まじさが窺い知れるというものだ。
また、「プロフィットファクター(PF)」の数字にも確かな改善が見られる点からは、ただ単純に多くの利益を積み上げただけではなく、同時に損失を最小限に抑えることにも成功していたことが分かる。
『Forex Diamond』の実績
回数 | 通算利益 | 最大DD | 平均月利 | 通算勝率 | PF |
---|---|---|---|---|---|
初レビュ―時 | 34.45% | 5.33% | 8.52% | 73% | 1.66 |
第1回 | 39.84% | 8.81% | 6.13% | 71% | 1.35 |
第2回 | 63.30% | 8.81% | 7.13% | 72% | 1,41 |
第3回 | 47.55% | 17.33% | 4.74% | 72% | 1.23 |
第4回 | 63.02% | 18.68% | 5.22% | 72% | 1.29 |
第5回 | 73.19% | 18.68% | 5.31% | 72% | 1.32 |
第6回 | 98.85% | 18.68% | 6.16% | 73% | 1.31 |
第7回 | 68.34% | 26.97% | 4.12% | 73% | 1.13 |
第8回 | 78.33% | 26.97% | 4.24% | 73% | 1.14 |
第9回 | 115.00% | 26.97% | 5.20% | 73% | 1.20 |
前回比 | +36.67% | ±0.00% | +0.96% | ±0.0% | +0.06 |
累計 | +80.55% | -21.64% | -3.32% | ±0.0% | -0.46 |
回数 | 損益(pips) | 損益(金額) |
---|---|---|
初レビュ―時 | ー | ー |
第1回 | +347.5 pips | +22.64 豪ドル |
第2回 | +784.9 pips | +98.49 豪ドル |
第3回 | -402.6 pips | -66.12 豪ドル |
第4回 | +550.7 pips | +72.89 豪ドル |
第5回 | +335.6 pips | +42.69 豪ドル |
第6回 | +914.3 pips | +121.78 豪ドル |
第7回 | -406.7 pips | -95.10 豪ドル |
第8回 | +340.6 pips | +41.94 豪ドル |
第9回 | +1,183.0 pips | +153.98 豪ドル |
前回比 | +842.4 pips | +112.04 豪ドル |
累計 | +3,647.3 pips | +393.19 豪ドル |
なお、「損益」に関して言えば、「pips」と「金額」の双方において非常に素晴らしい成績を収めている訳だが、今回の好成長ぶりからすれば当然の結果だと言えるだろう。
事実、どちらにおいても「過去最高」を更新する数字となっており、とりわけ「pips」については、初の「1,000pips」越えを達成するに至っている。
『Forex Diamond』の月度別成績
2020年 | |||
---|---|---|---|
成長率(%) | pips | 金額(AUD) | |
1月 | +10.99 | +526.9 | +69.79 |
2月 | -3.04 | -102.5 | -21.43 |
3月 | +6.46 | +523.6 | +44.13 |
4月 | -3.12 | -24.9 | -22.73 |
5月 | +6.72 | +366.9 | +47.38 |
6月 | +16.56 | +973.8 | +124.58 |
7月 | ― | ― | ― |
8月 | ― | ― | ― |
9月 | ― | ― | ― |
10月 | ― | ― | ― |
11月 | ― | ― | ― |
12月 | ― | ― | ― |
累計 | +34.57 % | +2,263.9 pips | +241.72 AUD |
※AUD = オーストラリアドル
そして、今回の好成長における極め付きとも言えるのが、「月度別成績」の成績だ。
「成長率」に「pips」、そして「金額」に至るまで、すべての項目においてこれまでの最高記録を大きく上回る数字を叩き出しており、まさしく「全方位に非の打ち所のない成長ぶり」だと言えるだろう。
今回の総評
大変喜ばしいことに今回、『Forex Diamond』は事前の期待を遥かに上回るに止まらず、間違いなく「過去最高」と評価できるだけの劇的な成長を果たし、EAとしての潜在的な実力の高さを改めて証明してみせてくれた。
「コロナ期」においては『Forex Diamond』も大小様々な傷を負い、苦境にも立たされることとなった訳だが、今回の好成長ぶりは、そういった “負の記憶” をすべて帳消しにするに値するものだったと言えるだろう。
重ねて喜ばしいことに、本稿の作成時点における『Forex Diamond』の様子を見る限りでは、直近の成長の流れはまだ続くものと予想される。
残念ながら、それが長いものとなるのか短いものとなるのかについては “神のみぞ知る” としか言えないものの、少なくとも現在の『Forex Diamond』については「新たな成長期に突入した」と見ても良いだろう。
なお、今年の二月下旬から三月中旬頃にかけても、今回のような短期的な急成長の直後に揺り戻しを受けて一気に成績を悪化させるに至ったが、その背景には「コロナ禍の影響で市場の不安定さが一つのピークを迎えていた」という事情がある。
一方、取引履歴を見れば、直近の期間における『Forex Diamond』のドローダウン水準が以前までと低くなっている様子が確認できるが、その様子から判断しても、現在はかなり市場も落ち着きを取り戻しているように思われる。
無論、市場の状態など急変する時には容赦なく一瞬で変貌してしまうため、現在の状態などは根拠としてはあまり強くないものの、少なくとも現在の『Forex Diamond』が、今後に期待の持てる状況にあることは間違いないと言えるだろう。
前回の経過観察においては、苦境に追い込まれても決して砕けることなく慎重に体勢の立て直しを図り、「ダイアモンド」の名に相応しい「堅牢さ」を実証してみせたが、今回に関して言えば、素晴らしい成長ぶりをもって、その名に相応しい「輝き」を証明してくれた。
ここに来て潜在能力を如何なく発揮し始めた『Forex Diamond』の更なる飛躍に期待しつつ、引き続き経過の観察を続けていくことにしたい。
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