『Forex inControl Reborn』経過観察 その１１｜過去最高の好成長を達成

調子を立て直してみせた前回

前回、それまで少々落とし気味だった成長のペースを取り戻し、短期間で大きく成績を伸ばしてみせた『Forex inControl Reborn』。

更なる成長の余地を感じさせる復活ぶりだったと言えるが、はたして今回、その期待に応えてくれることとなったのだろうか。

過去最高水準の好成長ぶり

驚くべきことに『Forex inControl Reborn』は今回、前回の成長ぶりを上回ってみせたどころか、「過去最高」と言って差し支えないほどに目覚ましい成長を果たすこととなった。

相変わらず絵に描いたように美しい “右肩上がり” を続ける成長曲線の様子からも、その好調ぶりが窺い知れる。

事実、「通算利益」の伸び幅は過去最高を更新しており、当たり前ではあるのだが、「損益」の成績に関しても、やはり「pips」と「金額」の両方において過去最高を更新している。

取引履歴によると、前回から今回までの期間における勝率は「100%」とのこと。直近の期間においては、かなり上手く相場の流れを捉え続けることに成功したようだ。

また今回、レビューの公開以来、これまでずっと減少し続けていた「平均月利」の数字が初めて増加。

更には、しばらく悪化傾向の続いていた「プロフィットファクター（PF）」と「通算勝率」にも顕著な好転が見られる点にも、直近の期間における成長の目覚ましさが見て取れることだろう。

なお、「月度別成績」を見ても、三つの項目すべてにおいて過去最高水準の好成績を記録しており、特に「金額」に関して言えば、それまでの最高記録にほぼ倍する数字を叩き出している。

また、「pips」は記録更新には至らなかったものの、それに迫る勢いの健闘ぶりを見せているほか、「成長率」に関しても一年半ぶりに二桁パーセント台の成長を果たしている点を見ても、その調子の良さは疑うべくもないと言えるだろう。

今回の総評

実に喜ばしいことに『Forex inControl Reborn』は今回、期待に応えるどころか、期待を大きく上回る順調さをもって、再び成長の速度を大きく加速させることに成功してみせた。

直近のいわゆる「コロナ期」においては、調子を大きく崩してしまったり、時には破綻にまで追い込まれたりするEAも目に見えて増えているものの、今回の『Forex inControl Reborn』に関しては、かえって逆風を追い風に変えてみせたと言えるだろう。

2020年6月30日時点での『Forex inControl Reborn』の成績

ただし、『Forex inControl Reborn』が紛うことなき「ハイリスク・ハイリターン系EA」に属するEAである以上、直近の好調ぶりを諸手を上げて喜んでしまうのは危険だと言えるかもしれない。

先に述べた通り、逆風を追い風に変えられるのが「ハイリスク・ハイリターン系EA」であり、また彼らの最大の強みだとも言えるのだが、そもそも「市場に逆風が吹き荒れている」ことのリスクについては、期待されるリターン以上に重く評価すべきだと言える。

とは言うものの、上手く逆風を推進力に変えた『Forex inControl Reborn』が、凄まじい実力を発揮できることについては今回の結果が証明しており、その意味で言えば、現在は “勝負所” の真っ只中にあると言えるだろう。

勝負を仕掛ける以上、反対側にある破綻のリスクも当然に覚悟する必要があるが、取引履歴を見る限り、『Forex inControl Reborn』は引き際を弁えた「戦上手」なEAだと言えそうだ。

「我関せず」とばかりに、世間が大きな動揺を見せる中でも淡々と実力を発揮し続けているばかりか、今回その潜在能力の高さを明確な実績と共に示してみせた『Forex inControl Reborn』。

次回は、今回をも上回る内容の成長を果たしてくれることに期待しつつ、まだまだこれからも経過を見守っていくことにしたい。

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