『Forex Gump EA』経過観察 その９ ｜久方ぶりの貴重な安定期

好調な流れを堅持してみせた前回

今年の夏頃に始まった好調な流れを途切れさせることなく、前回も大きく成績を伸ばすことに成功した『Forex Gump EA』。

今回も前回に負けず劣らずの成長が見られることに期待したいところだが、はたして。

過去屈指の安定した好成長ぶりを発揮

大変喜ばしいことに、『Forex Gump EA』は今回も周囲の期待に見事に応え、前回に勝るとも劣らない好ましい成長ぶりを見せてくれる結果となった。

前回を上回る「通算利益」における数字の伸びに加え、リスクとリターンとの「バランスの良さ」を示す指標である「プロフィットファクター（PF）」も同時に増加している点だけを見ても、直近の期間における好調さが窺い知れるだろう。

また、『Forex Gump EA』における “ネック” とも言える含み損に関しても、ここ暫くと変わらず「安全圏」と呼べる水準に留まり続けており、かなり安定した様子を見せている。

一時期、相場の流れと噛み合わず完全に「危険水域」に達していたことは記憶にまだ新しいものだが、ここ最近の調子の良さを見ている限りでは、「現在は相場の流れとだいぶ上手く噛み合っている」と言えそうだ。

その「調子が良い」という印象は、「損益」における成績を見ても変わらない。

今回も「pips」と「金額」の両面において、前回とほとんど同水準の好成績を維持している訳だが、上述した含み損の急激な解消の件と併せて考えてみても、やはり数ヶ月前までとは既に “流れ” が大きく変わっていると言えるだろう。

なお、『Forex Gump EA』は今回、月度別成績においても特筆すべき記録を残すことに成功している。

前回の経過観察において、単月における最高利益（金額）を二ヶ月連続で更新したことを指摘したが、驚くべきことに『Forex Gump EA』は今回、「1,796.11ドル」という新記録を樹立し、連続更新記録をさらに一つ伸ばす結果となった。

また、「pips」の獲得量に関して言えば、“最盛期” と比較するとやや見劣りする感は否めないものの、直近では「3,000pips」前後という比較的に高い水準で安定を見せるに至っている。

今回の総評

前回の総評において、「既に数ヶ月前に見られた不調の時期を抜け、現在は新たな「成長期」に突入していると見て良さそう」だと述べたが、今回の『Forex Gump EA』が見せた成長ぶりは、その印象をより確かなものにするものとなった。

とりわけ、ここ数ヶ月間における含み損の小ささには目を瞠るものがあり、直近の期間は、同EA史上でも屈指の “安定期” にあることは間違いないだろう。

2019年12月3日時点での『Forex Gump EA』の成績

とは言え、油断は絶対に禁物だ。

気を抜いた一瞬の隙に大きく情勢が傾きかねないのがEAというツールの性質であり、特にその傾向は、『Forex Gump EA』のような「ハイリスク・ハイリターン系EA」に顕著だと言える。

ただし、そういった原理原則の話とは別に、直近における『Forex Gump EA』の調子が良いということも、また事実のはずだ。

破裂寸前にまで含み損が膨れ上がっていた数ヶ月前を、ハイリスク・ハイリターン系EAにおける “負の時期” とするならば、少なくとも直近の数ヶ月間については、 “正の時期” にあると言えるだろう。

明日にも正負の流れが反転しないとも限らないが、一日でも長く “正の時期” が続いてくれることを心から期待するばかりだ。

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