好調な再出発を飾った前回
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『Forex Flex EA』の検証とレビュー
『Forex Flex EA』評価 『Forex Flex EA』 収益性:(4.5) 安定性:(5.0) 信頼性:(4.0) 総合評価 (4.5)☆ ...
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『Forex Flex EA』経過観察 その1 | 堅調な成長を維持
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『Forex Flex EA』経過観察 その4 |可もなく不可もない成長
初レビューから半年が経過 前回の経過観察では、観察対象としている二つのカスタム設定のどちらもが、好ましい成長を見せていたが、はたして今回も、その順調ぶりを維持すること ...
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素晴らしい安定感を堅持した前回 前回の経過観察において、揺るぎない安定感を見せつけるとともに、着実に成績を伸ばすことに成功した『Forex Flex EA』。 既にあ ...
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『Forex Flex EA』経過観察 その10 |急成長後も変わらぬ安定感を発揮
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『Forex Flex EA』経過観察 その17 |訪れた挫折と辛抱の時期
気持ちの良い成長ぶりを見せた前回 前回、「コロナ禍」の余波に揺れ動く市場とは裏腹の好成長ぶりを見せ、大きく成績を伸ばすことに成功した『Forex Flex EA』。 ...
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『Forex Flex EA』経過観察 その18 |有望株の躍進と実力派の復活
苦しい展開に襲われた前回 前回、一年半以上にわたって非常に安定した成長を続けてきていた「RSix3 CandleSize 75 H4 v4.76+」の破綻という悲劇に ...
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前回の経過観察においては、前々回に襲われた悲劇から早急な立ち直りを図り、再びの安定した成長に向けた第一歩をしっかりと踏み出してみせた『Forex Flex EA』。
特性の大きく異なる「メイン観察対象」と二つの「サブ観察対象」が、それぞれどのような成長を遂げることになったかを、さっそく確認していきたい。
安定した好成長と不安定な好成長
前回から新たにメイン観察対象となったばかりの「H1 DefaultTDI + Dynamic allCharts」だが、喜ばしいことにデビュー直後に盛大に転んでしまうようなこともなく、持ち前の安定感を発揮して着実に成績を伸ばす格好となった。
非常になだらかな右肩上がりの稜線を描き続けている資産曲線の様子を見ても、その安定した成長ぶりは一目瞭然であり、直近においてもそれは変わらない。
直近の期間における「通算利益」の成績は「25.58」ポイント増と、前回および前々回の数字を確実に上回る伸びを見せており、堅実さを維持しながらも成長の速度を加速させることに成功していたことが分かる。
なお、総合成績の表を二つに分けている理由に関しては、以前に「こちらの記事」でも述べた通りなので、興味のある人は参照してほしい。
一方、「最初の取引」の成績を【含まない】方の総合成績についても、前回比で「4.87」ポイント増を達成。
【含む】方よりも随分と控えめな印象を覚えるかもしれないが、そもそもの話として、長期運用型の戦略で「月利5.0%」近い収益性を実現しているのは、中々なことだと言えるだろう。
『H1 DefaultTDI + Dynamic allCharts』の実績
▷「最初の取引」を【含む】総合成績(2019年10月~)
回数 | 通算利益 | 最大DD | 平均月利 | 通算勝率 | PF |
---|---|---|---|---|---|
初レビュー時 | ー | ー | ー | ー | ー |
第16回 | 673.56% | 17.91% | 35.03% | 75% | 12.40 |
第17回 | 691.56% | 17.91% | 30.39% | 75% | 5.31 |
第18回 | 709.21% | 17.91% | 26.60% | 74% | 5.44 |
第19回 | 734.79% | 17.91% | 24.85% | 75% | 5.64 |
前回比 | +25.58% | ±0.00% | -1.75% | +1.0% | +0.20 |
累計 | +61.23% | ±0.00% | -10.18% | ±0.0% | -6.76 |
▷「最初の取引」を【含まない】総合成績(2019年12月~)
回数 | 通算利益 | 最大DD | 平均月利 | 通算勝率 | PF |
---|---|---|---|---|---|
初レビュー時 | ー | ー | ー | ー | ー |
第16回 | 47.11% | 5.53% | 7.00% | 75% | 5.75 |
第17回 | 50.54% | 10.32% | 6.26% | 74% | 2.87 |
第18回 | 53.89% | 10.32% | 5.67% | 73% | 3.01 |
第19回 | 58.76% | 10.32% | 5.22% | 75% | 3.20 |
前回比 | +4.87% | ±0.00% | -0.45% | +2.0% | +0.19 |
累計 | +11.65% | -4.79% | -1.78% | ±0.0% | -2.55 |
回数 | 損益(pips) | 損益(金額) |
---|---|---|
初レビュ―時 | ー | ー |
第16回 | ー | ー |
第17回 | -24.8 pips | +117.10 ドル |
第18回 | +89.2 pips | +114.86 ドル |
第19回 | +127.3 pips | +166.42 ドル |
前回比 | +38.1 pips | +51.56 ドル |
累計 | +191.7 pips | +398.38 ドル |
実際、「損益」の成績を見ると、前回から今回にかけて「127.3pips」または「166.42ドル」の利益を稼ぎ出しており、「pips」と「金額」の双方において、前回および前々回を上回っている様子が確認できる。
また、直近における「H1 DefaultTDI + Dynamic allCharts」の調子の良さは、「プロフィットファクター(PF)」に見られる有意な数字の改善にも明らかだろう。
あまり「プロフィットファクター」の数字の大きさばかりを過剰に評価することの危険性は十分ご承知のことと思うが、それでも「5.64」と「3.20」という成績は、純粋に評価に値するもののはずだ。
『H1 DefaultTDI + Dynamic allCharts』の月度別成績
2020年 | |||
---|---|---|---|
成長率(%) | pips | 金額(USD) | |
1月 | +0.01 | +0.2 | +0.15 |
2月 | +4.44 | +142.1 | +118.86 |
3月 | +21.95 | +120.7 | +767.79 |
4月 | +7.95 | +235.4 | +362.68 |
5月 | +2.17 | +96.0 | +106.95 |
6月 | +2.31 | -25.3 | +116.45 |
7月 | +2.23 | +89.2 | +114.86 |
8月 | ― | ― | ― |
9月 | ― | ― | ― |
10月 | ― | ― | ― |
11月 | ― | ― | ― |
12月 | ― | ― | ― |
累計 | +41.06 % | +658.3 pips | +1,587.74 USD |
※USD = アメリカドル
なお、「月度別成績」を見ると、直近の期間において調子が上向いているようには見えないかもしれないが、現時点での今月の成績は、すべての項目において先月の数字を上回っている。
既に月末も残り数日にまで迫っていることを思えば、この調子を維持したまま来月を迎えることができそうだ。
一方、貫禄さえ感じられる安定した成長ぶりを見せた「H1 DefaultTDI + Dynamic allCharts」とは対照的に、一つ目のサブ観察対象である「New EMA Far Apart v3 2020」は今回、直近の期間において非常に危うい成長ぶりを見せている。
何がどう “危うい” かについては、資産曲線の右末端から末尾にかけてジェットコースターのように下に伸びるオレンジ色の直線を見れば、説明不要というものだろう。
『New EMA Far Apart v3 2020』の実績
回数 | 通算利益 | 最大DD | 平均月利 | 通算勝率 | PF |
---|---|---|---|---|---|
初レビュー時 | ー | ー | ー | ー | ー |
第16回 | 102.85% | 9.78% | 87.37% | 79% | 6.63 |
第17回 | 137.61% | 20.95% | 47.95% | 72% | 3.75 |
第18回 | 162.01% | 30.07% | 45.68% | 70% | 3.81 |
第19回 | 185.82% | 59.20% | 28.12% | 71% | 4.11 |
前回比 | +23.81% | -29.13% | -17.56% | +1.0% | +0.30 |
累計 | +82.97% | -49.42% | -59.25% | -8.0% | -2.52 |
回数 | 損益(pips) | 損益(金額) |
---|---|---|
初レビュ―時 | ー | ー |
第16回 | ー | ー |
第17回 | +442.9 pips | +1,776.15 ドル |
第18回 | +103.1 pips | +1,246.53 ドル |
第19回 | +399.5 pips | +1,216.55 ドル |
前回比 | +296.4 pips | +29.98 ドル |
累計 | +945.5 pips | +4,236.23 ドル |
敢えて言葉にするが、直近の期間において「最大ドローダウン」の数字が「59.20%」へと急激に悪化。前回時点では「30.07%」だったことを思えば、ほぼ倍に達していることが分かる。
取引履歴を見れば、本稿の作成時点で十個もの含み損を抱えたポジションを抱え込んでおり、それらの保有期間は既に一ヶ月間を超えていることが確認できるはずだ。
なお、元々「New EMA Far Apart v3 2020」という戦略が、長期的な安定性よりも短期的な収益性を重視した「ハイリスク・ハイリターン」な設定であるため、現在の状況もある意味では “想定通り” だとも言える。
実際、直近の期間においても「通算利益」で前回比「23.81」ポイント増、具体的な数字で言えば「399.5pips」と「1,216.55ドル」という好成績を残しており、きちんと与えられた役目は果たしていると言えるだろう。
『New EMA Far Apart v3 2020』の月度別成績
2019年 | |||
---|---|---|---|
成長率(%) | pips | 金額(USD) | |
1月 | ― | ― | ― |
2月 | ― | ― | ― |
3月 | ― | ― | ― |
4月 | +37.03 | +1,246.3 | +1,891.79 |
5月 | +67.26 | +1,814.5 | +4,708.94 |
6月 | +14.32 | +230.5 | +1,676.85 |
7月 | ― | ― | ― |
8月 | ― | ― | ― |
9月 | ― | ― | ― |
10月 | ― | ― | ― |
11月 | ― | ― | ― |
12月 | ― | ― | ― |
累計 | +118.61 % | +3,291.3 pips | +8,277.58 USD |
※USD = アメリカドル
とは言うものの、いくら想定されていた事態だったとしても、現在の状況が決して好ましいものでないことは間違いない。
ちなみに、このまま含み損が解消されることなく更に膨らんでしまった場合、証拠金を追加して状況を凌ぎ切るか、あっさりと諦めて破綻させてしまうかの二択となるだろうが、これまでの対応ぶりを見る限りでは、前者の対応が採られることになりそうだ。
さらに一方、前回から二つ目のサブ観察対象へと返り咲いた「RSix3 CandleSize 75 H4 v4.76+」だが、こちらは流石と言うべき安定感をもって、全く危なげなく堅調に成績を伸ばすことに成功している。
運用開始からまだ二ヶ月程度と運用期間がまだ非常に短いため、運用の最初期に特有の好調ぶりである可能性は否定しきれないが、以前の「RSix3 CandleSize 75 H4 v4.76+」の成長ぶりを見る限りでは、その可能性は低いと言えそうだ。
『RSix3 CandleSize 75 H4 v4.76+(新)』の実績
回数 | 通算利益 | 最大DD | 平均月利 | 通算勝率 | PF |
---|---|---|---|---|---|
初レビュー時 | ー | ー | ー | ー | ー |
第18回 | 3.03% | 1.90% | 3.03% | 71% | 4.05 |
第19回 | 9.29% | 2.62% | 3.14% | 64% | 3.00 |
前回比 | +6.26% | -0.72% | +0.11% | -7.0% | -1.05 |
累計 | +6.26% | -0.72% | +0.11% | -7.0% | -1.05 |
回数 | 損益(pips) | 損益(金額) |
---|---|---|
初レビュ―時 | ー | ー |
第18回 | ー | ー |
第19回 | +99.9 pips | +314.86 USC |
前回比 | ー | ー |
累計 | +99.9 pips | +314.86 USC |
「通算利益」は前回比で「6.26」ポイント増と、やや控えめな数字の伸びようにも思えるが、僅か「2.62%」という圧倒的な「最大ドローダウン」の小ささを加味すれば、かなり優秀なリスクとリターンのバランスを実現していると言えるだろう。
実際、直近の「損益」において「99.9pips」または「314.86セント」という利益を稼ぎ出している訳だが、後者の成績に関して言えば、前回までと比較して明らかに一段高い水準に達していることが分かる。
また、「月度別成績」についても、現時点における今月の成績は、三つすべての項目において過去最高を塗り替えるものであり、EA運用としては中々に好調な滑り出しを見せているようだ。
『RSix3 CandleSize 75 H4 v4.76+(新)』の月度別成績
2020 | |||
---|---|---|---|
成長率(%) | pips | 金額(USD) | |
1月 | ― | ― | ― |
2月 | ― | ― | ― |
3月 | ― | ― | ― |
4月 | ― | ― | ― |
5月 | ― | ― | ― |
6月 | +3.03 | +162.8 | +152.62 |
7月 | +0.86 | +15.4 | +44.66 |
8月 | ― | ― | ― |
9月 | ― | ― | ― |
10月 | ― | ― | ― |
11月 | ― | ― | ― |
12月 | ― | ― | ― |
累計 | +3.89 % | +178.2 pips | +197.28 USC |
※USC = アメリカセント
なお今回、「平均月利」は「3.14%」にまで増加した一方で、「プロフィットファクター」については前回比で顕著に下落。
とは言え、まだ運用期間も短く、加えて取引頻度もかなり低いことから短期的な好不調の影響が数字に大きく反映されやすいことを考慮すると、あまり取り立てて問題視する必要はないだろう。
旧メイン観察対象:「Default + TDI + TDI Slope + Dynamic」
旧メイン観察対象②:「RSix3 CandleSize 75 H4 v4.76+(旧)」
旧サブ観察対象:「Flex Ea SRV1/SRV2/SRV3」
旧サブ観察対象②:「EMA Far Apart Retrace H4(旧)」
今回の総評
長期的な安定性を重視した「H1 DefaultTDI + Dynamic allCharts」と「RSix3 CandleSize 75 H4 v4.76+」に対し、「ハイリスク・ハイリターン」を目指し短期的な収益性をより強く重視した「New EMA Far Apart v3 2020」。
直近の期間における『Forex Flex EA』の成長ぶりに関して言えば、各戦略ごとの特性の差が目に見える形ではっきりと示される結果になったと言えるだろう。
なお、今回の「H1 DefaultTDI + Dynamic allCharts」および「RSix3 CandleSize 75 H4 v4.76+」の成長ぶりについては、特に問題らしい問題も見当たらず、全体的に非の打ち所の少ない好成長だったように思われる。
一方で、「New EMA Far Apart v3 2020」の成長ぶりに関しては、正直なところ評価の大きく分かれるところだろう。
大前提として「ハイリスク・ハイリターン系戦略」である「New EMA Far Apart v3 2020」が、一時的に大きな含み損を抱えてしまうことは最初から織り込み済みの展開であり、それ自体はあまり大きな問題ではないと言える。
では、一体何が問題なのかと言えば、要するに「リスクとリターンとのバランス」の話であり、「背負ったリスクの大きさに見合うリターンを得られているか」ということだ。
この「リスクとリターンとのバランス」に対する評価や満足感は、かなり個人の価値観や主観によって左右されてしまうため絶対的な評価は難しく、そのことが今回の「New EMA Far Apart v3 2020」に対する評価を難しくしていると言えるだろう。
いずれにせよEA全体として見れば、直近の期間において『Forex Flex EA』が大きく成績を伸ばすことに成功していることは間違いなく、その事実については素直に評価しても良いはずだ。
次回までに全ての観察対象が目覚ましい成長を遂げてくれることに期待しつつ、まだまだ経過の観察を続けていくことにしたい。
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