『WallStreet Forex Robot 2.0 Evolution』評価
『WallStreet Forex Robot 2.0 Evolution』
収益性:(3.0)
安定性:(5.0)
信頼性:(5.0)
総合評価
(4.5)☆☆ イチ押し!!☆☆
『WallStreet Forex Robot 2.0 Evolution』基本情報
- 【取引通貨ペア】: 7種類以上
対応している通貨ペア
● 米ドル/円(USDJPY)
● 米ドル/スイスフラン(USDCHF)
● 米ドル/カナダドル(USDCAD)
● ユーロ/米ドル(EURUSD)
● 英ポンド/米ドル(GBPUSD)
● 豪ドル/米ドル(AUDUSD)
● NZドル/米ドル(NZDUSD)
- 【スタイル】: スキャルピング ~ デイトレード
- 【販売価格】: 347ドル(最大60日間の返金保証サービスあり)
- 【最低入金額】: 100 ~ 500ドル
- 【推奨入金額】: 1,000 ~ 5,000ドル
- 【推奨時間足】: 15分足(M15)
- 【推奨レバレッジ倍率】: 非公開
公式サイトによると、『WallStreet Forex Robot 2.0 Evolution』は、上記8種類の通貨ペアでの取引に最適化して設計されているため、「他の通貨ペアでの取引にも対応しているが推奨しない」とのことだ。
また、15分足チャートの利用が併せて推奨されている。
なお、このEAには1種類のメンバーシップしか用意されておらず、どのメンバーシップを購入するかで頭を悩ませる必要はない。
EAに限った話ではなく、様々な選択肢の中で比較検討し、自分に最も適したものを吟味するのは、地味に時間とストレスのかかる作業なので、「買うべきか買わざるべきか」だけを考えれば良いのは、ありがたい。
メンバーシップの特徴
メンバーシップ | ||
---|---|---|
価格 | 347ドル | |
利用可能なリアル口座数 | 最大1つまで | |
利用可能なデモ口座数 | 制限なし | |
返金保証サービス | 最大60日間(無条件返金保証) | |
無料アップデート保証 | 無期限 | |
ユーザーサポート | 24時間・年中無休 | |
対応プラットフォーム | MT4 | |
特別購入特典 | 『WallStreet ASIA』 『WallStreet Recovery PRO 2.0 Evolution』 |
こちらは、メンバーシップの特徴を簡単にまとめた表だ。色々と注目したいところはあるが、やはりまずは返金保証サービスについて触れるべきだろう。
他の多くの競合製品が保証期間を30日間に設定している中、このEAは「60日間」の返金保証を提供している上に、太っ腹なことに “No-Question-Asked(無条件)” を約束している。
この辺りの安心感と信頼感は、「海外製EAの老舗」の面目躍如といったところか。実際に、「非常にスムーズに滞りなく返金してもらえた」との声も寄せられている。
この調子で、彼らの謳う「24時間&年中無休のサポート」の質にも期待したいところだが、少なくとも 『FXStabilizer』の言うところの “friendly support(親切な対応)” とは、いい意味でかけ離れたものとなりそうだ。
そして、『WallStreet Forex Robot 2.0 Revolution』を購入すると、もれなく特典として、『WallStreet ASIA』と『WallStreet Recovery PRO』という2つの姉妹EAの利用権がついてくる。
それぞれのEAは297ドルで販売されていたもので、購入者特典としてほぼ600ドル相当ものEAを無料で使い倒せることを思うと、347ドルという価格設定も途端にお値打ちに感じられることだろう。
ただし、基本のメンバーシップには、リアル口座での運用権は1つしか含まれていないので注意。
同じ口座を利用して、それぞれのEAを運用する分には何の問題もないが、それぞれのEAをそれぞれ別のリアル口座で運用したい場合には、メンバーシップの追加購入が必要となる。
『WallStreet Forex Robot 2.0 Evolution』の特徴
皆は、『Wallstreet Forex Robot』という海外製EAをご存じだろうか。
かつて海外で一世風靡を巻き起こした “スキャルピング系EA” における金字塔的存在なのだが、その名が示す通り『WallStreet Forex Robot 2.0 Evolution』は、6年という時を経て登場した後継版として、満を持して発売されている。
ローリスクなスキャルピング系戦略
このEAは、前作と同じくスキャルピング系の戦略を採用しているのだが、ハイリスク・ハイリターンになりがちな多くのスキャル系EAとは異なり、可能な限りリスクを低く抑えるための独自機能や特徴を幾つも備えている。
ただし、一方では、収益性についても大きく改善されており、同一条件の運用シミュレーションにおいて、前作が「16,000pips」の利益を上げたのに対し、今作は「26,000pips」にまでその数字を伸ばしているとのことだ。
また、このEAは、自己学習的な機能も備えており、定期的かつ自動的に自身の設定を変更することで、最新の相場状況に適応した取引を続けることができる。
◇FX会社を警戒させない利益戦略◇
このEAは、1~2pipsという非常に小さな利益を日に何度も何度も狙いにいくような取引の仕方はしない。
平均10~15pipsくらいのある程度の大きさを持つ利益を狙うことで、FX会社から “積極的なスキャルパー” として警戒されてしまうことを防ぐように設計されている。
FX会社に “悪質なスキャルパー” と認定されてしまえば、本来なら掴めるはずだった勝利をみすみす逃すことになったり、それどころか大きな損失を被る羽目になったり、最悪の場合には、口座が凍結されたりすらしかねない。
何もFX会社だけに限った話ではなく、「誰かを敵に回して良いことなど何一つない」というのは、人生に通ずる事実だろう。
◇スプレッドを強く意識した仕様◇
推奨されている通貨ペアは、どれも「あらゆる通貨ペアの中で最もスプレッド幅が固い(広がりにくい)」とされる組み合わせであり、裏を返せば、だからこそ推奨されている訳だ。
相場の流動性が高く、基本的にスプレッド幅が狭いということも理由に挙げられているが、特にスキャルパーにしてみれば、スプレッド幅は固ければ固いほど良いことは間違いない。
さらには、「High-Spread Protection System」と呼ばれる独自の機能が搭載されているが、これは相場が急変した際などに突然スプレッドが大きく広がったせいで、想定外の大きな損失を被ることを未然に防いでくれるものだ。
具体的には、FX会社によって広げられたスプレッド幅が一定の許容範囲を超えると、取引が行われないように設定が変更されることとなる。
◇FX会社による不正を監視◇
悪意のあるスプレッド操作、意図的な約定拒否やグレーアウトに、それらに伴う不利な方向へのスリッページ等々。悪質なFX会社の手に掛かれば、実に腹立たしいことだが、トレーダーは簡単に “食い物” にされてしまう。
そういった悪意による被害を未然に防ぐべく搭載されたのが、「Broker SPY Module」だ。
スプレッド幅やスリッページ、約定スピードや約定拒否の頻度など、様々な要素を常に監視し続けることで、FX会社による不正な操作を検出すると、ユーザーに警告を発してくれる。
底が抜けると分かり切った舞台の上で踊り続けるほど馬鹿らしいこともないので、トレーダーの代わりに監視してもらえるのは、実にありがたい。
◇FX会社による不正な操作を防止◇
さらに、FX会社による悪質な不正操作による被害を未然に防ぐための機能として、「Broker Protection System」と呼ばれる機能が搭載されている。
この機能を有効化すると、本来なら筒抜けであるはずのストップレベル値の情報を、FX会社が把握できなくなり、悪意のある不正操作による損害から口座が守られることになる。
また、FX会社によるストップ狩りを防止するための「Stealth Mode」と呼ばれる機能も搭載されているのだが、いかに開発者たちがFX会社を信用していないかが良く分かる話だ。
◇損失を最小限に抑え、利益を最大化するアルゴリズム◇
また、「Profit Protection System」の搭載により、『WallStreet Forex Robot 2.0 Evolution」は、保有しているポジションが損切りされそうな状況に陥ると、即座に最小限の利益を確定させるよう動く。
さらに、保有している各ポジションは、利益が最も大きくなる最適なタイミングで決済されるように、独自のアルゴリズムによって常に監視されることになる。
リスクを低く抑えることを最優先にするのには大賛成でも、それ一辺倒では、EAとしては片手落ちと言えるが、幸いこのEAは、リターンを大きくすることも忘れていないようで一安心だ。
そのほか、取引や資産の状況に応じて適切にリスクを増減させる「リスク計算アルゴリズム」や、現在ドローダウンを最小化させるように作用する独自アルゴリズムも搭載されている。
◇抜かりないスリッページ対策◇
相場が激しい変動の真っ只中にある状況においては、意図的か意図的でないかの議論はさておき、スリッページが生じる恐れが大きくなるが、これはトレーダーにとってはあまり喜ばしいことではない。
トレーダーに有利な方向にスリッページが発生する分には一向に構わないのだが、“不思議なことに”、大抵の場合はトレーダーに不利に働くこととなる。
その対策として搭載されたのが、「High-Slippage Protection System」と呼ばれる機能だ。
この働きにより、FX会社による悪質なスリッページ操作が実行されそうな状況や、激しい相場変動の最中にあまりに不利な価格となった場合に、EAは新規ポジションを持とうとしなくなる。
『WallStreet Forex Robot 2.0 Evolution』の成績
下の資産曲線は、『WallStreet Forex Robot 2.0 Evolution』を運用するリアル口座のものだが、どうやらリスクとリターンとの優れたバランスについて、看板に偽りはないようだ。
7ヶ月間の運用期間での利益は約72%、一ヶ月あたりの平均利益は約7.7%、最大ドローダウンは18%強、プロフィットファクターは「1.32」と全体的に高い水準にあるが、特に「81%」という通算勝率には目を瞠るものがある。
また、赤色と黄色で描かれた2本の曲線は、それぞれ「確定した残高(証拠金)」と「含み損を差し引いた残高(有効証拠金)」の変動を示したものだが、両者の開きが狭ければ狭いほど、安定したシステムだと評価できる。
このEAについて言えば、資産曲線の形自体はやや起伏に富んでいるものの、最大ドローダウンの小ささもそれを示しているように、運用開始から現在に至るまで、2本の曲線はかなりぴったりと重なり続けていることが分かる。
『WallStreet Forex Robot 2.0 Evolution』の実績
経過観察の結果一覧を追加(2019/08/01)
回数 | 通算利益 | 最大DD | 平均月利 | 通算勝率 | PF |
---|---|---|---|---|---|
初レビュー時 | 71.59% | 18.19% | 7.67% | 81% | 1.32 |
第1回 | 83.87% | 18.19% | 7.55% | 80% | 1.34 |
第2回 | 95.86% | 18.19% | 7.36% | 81% | 1.35 |
第3回 | 80.84% | 18.19% | 5.68% | 80% | 1.25 |
第4回 | 65.75% | 18.25% | 4.25% | 80% | 1.18 |
第5回 | 73.92% | 18.25% | 4.11% | 80% | 1.17 |
第6回 | 79.75% | 18.25% | 4.03% | 79% | 1.18 |
第7回 | 110.95% | 18.25% | 4.81% | 79% | 1.25 |
第8回 | 124.21% | 18.25% | 4.50% | 79% | 1.24 |
第9回 | 137.83% | 18.25% | 4.52% | 79% | 1.24 |
前回比 | +13.62% | ±0.0% | +0.02% | ±0.0% | ±0.0% |
累計 | +66.24% | -0.06% | -3.15% | -2.0% | -0.08 |
▷ ゴールド/米ドル(XAUUSD)の取引結果を【含む】総合成績
回数 | 損益(pips) | 損益(金額) |
---|---|---|
初レビュ―時 | ー | ー |
第7回 | ー | ー |
第8回 | +679.6 pips | +132.48 豪ドル |
第9回 | -363.9 pips | +105.43 豪ドル |
前回比 | -1,043.5 pips | -27.05 豪ドル |
累計 | +315.7 pips | +237.91 豪ドル |
▷ ゴールド/米ドル(XAUUSD)の取引結果を【含まない】成績
回数 | 損益(pips) | 損益(金額) |
---|---|---|
初レビュ―時 | ー | ー |
第7回 | ー | ー |
第8回 | +679.6 pips | +132.48 豪ドル |
第9回 | +211.1 pips | +140.26 豪ドル |
前回比 | -468.5 pips | +7.78 豪ドル |
累計 | +890.7 pips | +272.74 豪ドル |
数字から見た時の華やかさやインパクトにはやや欠けるものの、全体的に隙らしい隙が見当たらない。
「短期間で資産を2倍にも3倍にもしたい」と野心に燃える人には物足りない部分もあるかもしれないが、「中長期的に手堅く利益を得たい」と考える人にとっては、かなり理想的な成績だと言えるのではないだろうか。
『WallStreet Forex Robot 2.0 Evolution』の月度別成績
月度別成績の一覧表を追加(2019/08/01)
▷ ゴールド/米ドル(XAUUSD)の取引結果を【含む】総合成績
2019年 | |||
---|---|---|---|
成長率(%) | pips | 金額(AUD) | |
1月 | +2.46 | +731.7 | +23.23 |
2月 | -3.53 | -338.5 | -46.8 |
3月 | +24.42 | +1,411.0 | +312.44 |
4月 | +9.08 | +766.8 | +144.6 |
5月 | -4.72 | +372.8 | -81.9 |
6月 | +9.63 | +218.4 | +159.39 |
7月 | +0.98 | -1,249.0 | +17.82 |
8月 | ― | ― | ― |
9月 | ― | ― | ― |
10月 | ― | ― | ― |
11月 | ― | ― | ― |
12月 | ― | ― | ― |
累計 | +38.32 % | +1,913.2 pips | +528.78 AUD |
▷ ゴールド/米ドル(XAUUSD)の取引結果を【含まない】成績
2019年 | |||
---|---|---|---|
成長率(%) | pips | 金額(AUD) | |
1月 | -0.43 | +87.7 | -14.23 |
2月 | -1.02 | -20.5 | -13.09 |
3月 | +21.59 | +462.1 | +275.5 |
4月 | +7.44 | +213.8 | +115.47 |
5月 | -6.54 | -120.2 | -108.93 |
6月 | +10.58 | +277.4 | +164.89 |
7月 | +5.79 | +151.5 | +99.68 |
8月 | ― | ― | ― |
9月 | ― | ― | ― |
10月 | ― | ― | ― |
11月 | ― | ― | ― |
12月 | ― | ― | ― |
累計 | +37.41 % | +1,051.8 pips | +519.29 AUD |
※AUD = オーストラリアドル
また、こちらは「MT5(MetaTrader 5)」プラットフォーム上で運用されている『WallStreet Forex Robot 2.0 Evolution』の成績データだが、堅実という言葉を絵に描いたかのような資産曲線の形となっている。
およそ半年間での利益はほぼ40%、一ヶ月平均での利益は5.5%程度と先ほどの口座よりもさらに控えめな収益せいだが、最大ドローダウンはわずかに約8%と驚異的な安定性を見せている。
「1.51」というプロフィットファクターと「81%」の通算勝率についても、それぞれ見事だ。
ただし、こちらの成績については、公式のものでこそあるが、リアル口座ではなくデモ口座のものであることに注意してほしい。おそらく、MT5上で運用されていることから、実験的な意味合いもあり、デモ口座を利用しているのだろう。
そのため、その成績についても、あくまで “参考記録” として捉えておいてほしい。
なお、購入者特典として無料で手に入る『WallStreet ASIA』と『WallStreet Recovery PRO 2.0 Evolution』は、それぞれに興味深い成績を収めている。
今回は、『WallStreet Forex Robot 2.0 Evolution』に焦点を当てているため詳細な分析は割愛させていただくが、また別の機会を見つけて紹介したいと思う。
『WallStreet Forex Robot 2.0 Evolution』の信頼性
国内外製の如何を問わず、新たにEAを購入するにあたっては、その製品や販売会社が「SCAM(詐欺商材)」でないかどうかを、しっかりと見極めなくてはならない。
しかしながら、この『WallStreet Forex Robot 2.0 Evolution』に関しては、「ほぼ確実にSCAMではない」と個人的には確信している。
公開されている成績と世間の声との乖離が小さい
『FXStabilizer』や『Forex Cyborg』をレビューした際にも言及したが、公式に謳われている成績と、実際のユーザーから寄せられた報告との間に明らかな差がある場合は、そのEAを購入することは避けた方が賢明だ。
その観点から評価しても、『WallStreet Forex Robot 2.0 Evolution』の優位性はさして揺らぐことはない。
たしかに、「期待されていたほど勝てなかった」とか、「細かく利益を積み重ねていたが、何回かの負けで積み重ねた分を失ってしまった」といったような報告も寄せられていることは事実だ。
しかしながら、そもそも製品に対するレビューや評価がまったく存在しない場合は話も別だが、「勝てなかった」という評価が一切存在しない “まともな” EAなどは、今までに目にした記憶がない。
そして、一般的にこの手の評価というものは、ネガティブな意見の方が集まりやすい。つまり、勝てなかった人や不満を持っている人が、ネガティブな感情を発散させることを原動力に、レビューしている場合が多い。
一方で、順調に勝ちを収めている人は全体として結果に満足しており、そしてそういう人が、「勝てました!」などと積極的に吹聴して回ることはあまりない。
ネガティブな感情の方が、ポジティブな感情よりもどこかにぶつけたくなる心理は、誰にも心当たりがあるはずだ。
その前提に立って物を見ても、「途方もないような負け方をした」というような苦情を見かけないという事実は、このEAの実力が本物であることを物語っていると言える。
また、「このEAを運用して良い成績を収めている」と報告する人も、やはり数多く存在していることを考えると、この世間の声のばらつき方は、EAの世界における「勝つ人もいれば負ける人もいる」という常識の範疇内に収まっていると評価しても良いだろう。
そもそも公式に公開されている成績が、比較的に “控えめ” な内容だったことを差し引いても、世間からの評価との乖離は小さいと言える。
開発元の素性がはっきりしている
多くのEAが、開発者あるいは販売会社の情報をほとんど公開していない中、このEAは、きちんとした公式サイトを用意している点には、注目してしかるべきだろう。
残念ながら開発チームの人員や会社の所在地など、詳細な部分についてまでは確認できなかったが、その情報を公開しようとしている姿勢は、十分に評価に値する。
また、先にも述べたように、このEAは、2012年に発売された『WallStreet Forex Robot』の後継版である訳だが、発売までの6年間という月日の中で、歳月が積み重ねられている。
EAの成績に不満を申し立てている人の数に比べて、販売会社としての姿勢に文句をつけている人の数は明らかに少ない。むしろ、「EAとしては良くなかったけど、会社としては誠実だった」という評価すら見かけるほどだ。
ユーザーに必要な情報が十分に開示されている
『FXStabilizer』などはその最たる例と言えるが、煽情的で洗練されたデザインの割にほとんど中身のない製品ページを公開しているEAは、決して珍しいものではない。
もちろん、「明らかにされている情報が少ないことが、即座にSCAM認定に繋がる」などと暴論を吐くつもりはさらさらないが、少なくとも親切、あるいは誠実な態度でないことは間違いないだろう。
その点から評価しても、『WallStreet Forex Robot 2.0』は非常にそつがない。
公式サイト上には、搭載されている戦略や機能、EAとしての特徴から仕様についてまで、ユーザーにとって必要十分な情報がしっかりと公開されている。
もちろん、ロジックやアルゴリズムの真に詳細な部分などまでは開示されていないが、誰が見ているかも分からない場所で、「内蔵の中身まできちんと見せろ」と騒ぎ立てる方がどうかしているだろう。
最大60日間の無条件返金保証が提供されている
これについては前述の通りだが、この保証期間の長さと条件設定は、ユーザーの利益にかなり寄り添ったものだと評価できる。
この返金保証サービスの存在だけで、「金儲けを狙った悪質なSCAMではない」と断言しても良いのではないかと思わされてしまうほど、EAの世界において、この条件は破格だ。
また、返金処理の対応に対する評価の声も、ほとんどが非常に好意的なものであることも評価に加えたい。
『WallStreet Forex Robot 2.0 Evolution』の総評
堅実な成績、充実の機能、親切な保証サービスに信頼できる素性。
まさに『WallStreet Forex Robot 2.0 Evolution』は、“理想的なEA” に求められる要素を高い水準で持ち合わせていると言えるだろう。特に信頼性に関しては、他のEAと比べても間違いなく頭一つ抜けている。
あまり手放しに何かをべた褒めにするのは公平性に欠けるような気もするが、とにかく欠点らしい欠点が見当たらない。強いて挙げるならば、収益性が少々物足りないことくらいだろうか。
だが、例えば公式成績で総利益が1,000%を超えているような爆発力のあるEAなどは、その爆発力の凄まじさゆえに、調子の良い時は一瞬で莫大な利益を生むが、一旦流れが悪い方向に傾くと、あっと言う間に口座ごと吹き飛ばされる危険性も孕んでいる。
だからと言って、そういったEAが絶対的に劣っているという訳ではなく、どちらも一長一短であり、使い方や使う局面次第で評価は簡単に一変するはずだ
結局のところ、「EAの特性」と「自分が求めている投資の在り方」とのバランスが取れているかどうかでしかないという訳だが、その観点に立てば、このEAは、ある方面での理想形と言えるのではなかろうか。
とにかく堅実に、時間を掛けて、じっくりと利益を膨らませていきたいならば、このEAの存在はどこまでも魅力的に映るに違いない。
たとえ時に二歩下がってでも、最後には着実に三歩前に進んでいたいならば。
きっと『WallStreet Forex Robot 2.0 Evolution』は、心強い旅の友となってくれることだろう。
要チェック!
EAの経過観察を更新。検討材料の一つにどうぞ。
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『WallStreet Forex Robot 2.0 Evolution』の購入方法
公式サイトの最下部にある「Order Now」と書かれたボタンをクリックする
自動的に購入ページに移動するので、各項目それぞれに必要な情報を記入する
- Email Address : メールアドレスを入力する
- Payment Method :「クレジットカード払い」
か「PayPal払い」を選択する - Cardholder Name : クレジットカードに記載されている名前を入力する
- Card Number : クレジットカード番号を入力する
- Expiration Date : クレジットカードの有効期限を入力する
- Security Code : カード裏面に記載されている番号の下3桁を入力する
- Country : 自分の国籍を選択する
- Zip Code : 郵便番号を入力する
- coupon : クーポンコードを入力する
上記を参考にしながら、各項目に必要な情報を正確に入力する。なお、クーポンコードの欄については、所持していなければ空欄のままにしておいて問題ない。
ちなみに、上の画像内で赤枠で囲われた箇所をクリックすることで、支払いに利用する通貨の変更が可能。
「日本円」か「米ドル」のどちらかを選択できるので、都合の良い方を選ぶようにしてほしい。
すべての情報を入力し終えたら、「Pay Now」と書かれたボタンをクリックする
すべての項目に情報を入力し終えた後、「Pay Now」と書かれたボタンをクリックすれば、購入手続きは完了。
購入者特典について
なお、当サイトを通じて『WallStreet Forex Robot 2.0 Evolution』を購入していただいた方には、EAの販売会社との連絡の仲介などまでを含め、全般に関して30日間のサポートをいたします。
さらに、当サイトが推奨するFX会社の口座でEAを運用された場合、無期限の永久サポートをいたします。
また、希望者には、『WallStreet Forex Robot 2.0 Evolution』のユーザーマニュアルを和訳したオリジナルPDFファイルもプレゼント。
「海外製EAには興味があるのに、英語力に自信がない」という方のために立ち上げたこのサイト。ぜひこの機会にご活用あれ。
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