初めての口座破綻から一年
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『Volatility Factor 2.0 Pro』の検証とレビュー
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二度のリアル口座破綻の末に、「デモ口座」上での公式フォワードテスト実施に踏み切った『Volatility Factor 2.0 Pro』。
デモ口座への切り替えから早五ヶ月が過ぎ、半ばこのEAの “再起” を諦めかけていたところ、突然「リアル口座」上でのテストが再開されることとなったため、早速紹介していきたい。
「三度目の正直」なるか
新たに公開された公式フォワードテストは、今からちょうど二ヶ月ほど前に開始されたばかりの非常に “若い” ものであり、現時点では未知数な部分が多いと言えるだろう
また、過去二度の破綻に慎重になったのか、初期証拠金額は「350豪ドル」程度とだいぶ控え目。少額での運用開始となっている。
運用が開始されたばかりということもあり、「通算利益」の数字はまだまだ小さい。
運用開始の直後にマイナスの領域にまで一瞬だけ落ち込みを見せた後は、しばらく順調に成績を伸ばし続けていたものの、先月の末頃に再び “小石” につまづき成績は悪化。直近は、小康状態が続いている。
『Volatility Factor 2.0 Pro』の実績
回数 | 通算利益 | 最大DD | 平均月利 | 通算勝率 | PF |
---|---|---|---|---|---|
初レビュ―時 | ー | ー | ー | ー | ー |
第8回 | 5.07% | 14.18% | 1.57% | 74% | 1.13 |
前回比 | ー | ー | ー | ー | ー |
累計 | ±0.0% | ±0.0% | ±0.0% | ±0.0% | ±0.0% |
回数 | 損益(pips) | 損益(金額) |
---|---|---|
初レビュ―時 | ー | ー |
第8回 | ー | ー |
前回比 | ー | ー |
累計 | ±0.0 pips | ±0.0 豪ドル |
またそれに伴い、「平均月利」の数字もかなり控えめな値となっているが、まだ運用期間が非常に短く、多少の成績の上下が大きく数字に影響を及ぼす時期であるため、少なくともしばらくは “参考記録” 程度に考えておいて良いだろう。
一方で、「通算勝率」や「プロフィットファクター(PF)」、「最大ドローダウン」に関しては、運用期間の長短にあまり関係のない指標だと言える。
幸い、これら三つの指標に関しては、軒並み「良好」と評価できる成績を収めており、プロフィットファクターに関しては今一歩の伸びが期待されるが、それは今後の成長に期待したいところだ。
『Volatility Factor 2.0 Pro』の月度別成績
2019年 | |||
---|---|---|---|
成長率(%) | pips | 金額(USD) | |
1月 | ― | ― | ― |
2月 | ― | ― | ― |
3月 | ― | ― | ― |
4月 | ― | ― | ― |
5月 | ― | ― | ― |
6月 | ― | ― | ― |
7月 | ― | ― | ― |
8月 | ― | ― | ― |
9月 | ― | ― | ― |
10月 | +11.4 | +353.9 | +40.18 |
11月 | -5.79 | -135.8 | -22.71 |
12月 | ― | ― | ― |
累計 | +5.61 % | +218.1 pips | +17.47 AUD |
※AUD = オーストラリアドル
なお、月度別成績を見ると、まさに「一勝一敗」と言った風情の結果となっているが、通算成績で見た場合には、しっかりと勝ち越すことに成功。
“第三戦目” となる今月はまだ始まったばかりであり、最終的な勝敗については全くと言って良いほど予想できないものの、少なくとも本稿の作成時点では、「負け」よりは「勝ち」に近い位置に着けていると言えるだろう。
今回の総評
昨年末に突如として公式フォワードテストの実施が打ち切られ、数ヶ月後に再開されたテストも僅かひと月足らずで終了を迎えたものの、「三度目の正直」とばかりに今回、都合二度目となる仕切り直しを図った『Volatility Factor 2.0 Pro』。
実際、「二度あることは三度ある」とならないかが心配されるところではあるが、少なくともその出足は、公開されている成績を見る限りでは「順風満帆」と呼べるようなものではないようだ。
とは言うものの、まだ運用開始から三ヶ月もたっていない “赤ん坊” を見て、その実力や将来性についてあれこれと断定的に語るのは、そもそもがナンセンスと言うものだろう。
ただ一つ気になるのは、「何故このタイミングで、リアル口座上でのフォワードテストを再開したのか」ということだ。
単純に考えれば、これまでと何らかの変化がもたらされていない限り、今回のフォワードテストが辿る末路は、これまでとそう大差のない “悲劇” になると考えるのが道理だと言える。
である以上、今回の仕切り直しに際しては、過去の大きな失敗と反省や、直近の十ヶ月間ほど実施されたデモ口座上でのテスト運用の成果などを踏まえた改善策が、新たに盛り込まれていると考えるのが自然だろう。
あるいは、「新たに見出した改善策を実践の場で試す」と言う意味合いのある取り組みである可能性も考えられそうだが、決して「何となく思い付きでやってみた」という無謀な蛮行でないことを祈るばかりだ。
2019年も終わりを迎えようとしている最中、まさかの再参戦を果たすこととなった『Volatility Factor 2.0 Pro』だが、奇しくも今月は、「初めて公式フォワードテストが破綻してからちょうど一年後」のタイミングに当たる。
長い雌伏の時を経たこのEAが、華麗なる逆転劇を演じてくれることに期待しつつ、改めて経過を見守っていくことにしたい。
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